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和歌山・古座川の加工処理施設「山の光工房」がジビエの魅力発信、特設サイト開設

1/12(土) 7:55配信

産経新聞

 ■特長や最高ランク鹿肉など紹介

 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉「ジビエ」の魅力を発信しようと、古座川町月野瀬の鳥獣食肉加工処理施設「古座川ジビエ 山の光工房」が特設サイトを開設した。古座川ジビエの特長や最高ランクのブランド鹿肉「金もみじ」、町内の魅力などを、写真や説明文もまじえて詳しく紹介している。

 農作物に被害を及ぼすシカ、イノシシの数を減らすため、町内ではシカが年間1千頭以上、イノシシが数百頭、それぞれ捕獲されている。大半は捕獲後廃棄されていたが、肉を有効活用するため、平成27年4月に山の光工房が設立された。

 施設は最新設備を備え、安全検査機器のメンテナンスや保存面の管理を徹底。捕獲されてから2時間以内(夏場は1時間以内)のシカ、イノシシだけを冷蔵庫で保管している。肉を選別し部位ごとに分けたり、ミンチやスライスにしたりして「古座川ジビエ」として販売している。

 東京や大阪などのフレンチやイタリアンなどの高級飲食店を中心に販路を広げており、29年には内閣官房と農林水産省が選定する「第4回ディスカバー農山漁村の宝」でジビエグルメ賞を受賞した。

 その評判は年々広がりをみせているため、今回、古座川ジビエのプロジェクトをより多くの人に知ってもらおうと特設サイトを開設した。

 古座川ジビエについては、シカやイノシシの一定規模の処理頭数を確保し、食品衛生管理の徹底に取り組むなどの基本計画を策定したことや、全国では17地区のみのジビエ利用モデル地区に政府から選ばれたことなどを紹介。「日本の先導的モデルとして、安全で良質なジビエを安定供給するためにさまざまな取り組みをこれからも行っていきます」としている。

 また、金もみじについては、清流・古座川のもとで育ったシカの高級部位を、プロの解体師が丁寧な技術で食肉化した、古座川ジビエの中でも最高ランクのブランドと紹介。「きめ細かく洗練された深い味わいをもつのが特徴で、一般的な鹿肉から連想されるようなクセもほとんど感じません。素材の味を活かす和食にしても洋食にしてもお楽しみいただける、贅沢な鹿肉」と説明している。

 2月以降は一般家庭向けのジビエ商品やギフトセット、アスリート向けの商品、ペットフードなども順次販売予定で、サイトで紹介する。問い合わせは「古座川ジビエ 山の光工房」(0735・72・6006)。

最終更新:1/12(土) 7:55
産経新聞

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