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食物繊維摂取増やすと慢性疾患リスク低下、予防効果も上昇=調査

1/11(金) 14:40配信

ロイター

[ロンドン 9日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の委託で実施され医学誌ランセットに掲載された調査で、食物繊維の多い食品や全粒穀物を食べている人は、心臓疾患や脳卒中、糖尿病などの慢性疾患にかかるリスクが、摂取量がより少ない人に比べて低いことが分かった。

調査では、食物繊維摂取量が1日8グラム増えると、心臓疾患、2型糖尿病、大腸がんによる死亡と罹患の確率が5─27%低下したほか、脳卒中と乳がんの予防効果も上昇した。

調査は、健康増進を目指すなら、1日に25─29グラムの食物繊維を摂取するのが好ましいとしている。現状では、世界的に大半の人の食物繊維摂取量が1日20グラム以下にとどまっているという。

調査を共同でまとめたニュージーランドのオタゴ大学のジム・マン教授は、「食物繊維の含有量が多い自然の食品は、よく噛む必要があるとともに、消化器内でほぼ原型を維持している。このため満腹感を増幅し、体重管理に役立つ。また、大腸内で腸内細菌により分解される際には、大腸がん予防など広範囲な効果が加わる」と述べた。

最終更新:1/11(金) 14:40
ロイター

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