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天理大・久保、今季出場全戦トライで初V導く

1/12(土) 6:13配信

スポーツ報知

◆ラグビー 全日本大学選手権 ▽決勝 天理大―明大(12日・秩父宮)

 関西勢として1984年度の同大以来、34季ぶりの優勝を狙う天理大は11日、奈良・天理市内の同大学白川グラウンドで明大との決勝に向けた最終調整をした。1年から公式戦に出場するウィング久保直人(4年)=天理=は今季出場全試合でトライをゲットしての有終Vを誓った。関東対抗戦2敗から巻き返した明大は都内で非公開練習。天理大が勝てば初優勝、明大が勝てば22季ぶり13度目の優勝となる。

 大学最後の練習で、久保は大外でボールをもらうと一気に加速して右ライン際を疾走した。明大との決戦に出場する15人がFW、バックスの連係を確認。強力FW対決が注目されるなか、50メートル5秒9とチーム一の俊足で1年時から試合に出場する背番号14は「誰が相手でも外で勝負して振り切る。勝負どころでトライを取りたい」とバックス勝負にも自信を見せた。

 今季は昨年9月24日の関西大学リーグ開幕・関大戦で4トライを挙げたが、翌週の練習中に左中手骨を骨折。2か月後の京産大との最終戦で途中出場し戦列復帰すると2トライを決めた。大学選手権では初戦の大東大戦、準決勝の帝京大戦と1トライずつ。「今季ここまで出場した試合全てでトライを決めた。決勝もまず1本から」と力強い。小松節夫監督(55)は「僅差の決着になる。頑張ってほしい」と久保ら決定力あるバックスに期待した。

 天理中、高、大学と進学した“天理ボーイ”。NECのセンターだった父・悟さんと同じ道を歩んだ。関西大学Aリーグから陥落した91年度に在籍していた父からは、小さい頃にステップなどを教わり、今に生きている。この日の練習後、チームメートとグラウンドのゴミ拾いをして一礼した。「父からは『決勝も頑張れ』とLINEがきた。先輩OBの悔しさを晴らすためにも、優勝でこのチームを締めくくる」と気持ちを高ぶらせた。(田村 龍一)

最終更新:1/14(月) 3:37
スポーツ報知

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