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地方からも悲鳴、自動車の「走行税」ホントに導入されるの?

1/11(金) 20:20配信

LIMO

「若者のクルマ離れ」の実際

東京など大都市圏の在住者が中心となってつくっているメディアでは、よく「若者のクルマ離れ」が叫ばれ、都市部に住んでいると、若者は一律に自動車に乗らなくなったように勘違いしてしまいますが、地方では生活の必要から、クルマは「離れられない存在」でもあるのです。

もちろん、地方においても、以前のように「ステータス」や「趣味」として自動車を持つ層は各種の調査でも減っており、若者の興味が以前より離れていっていることはありますが、「移動手段」としての自動車の必要性はまた別問題でもあります。

実際、新車の販売台数は落ちていても、自動車検査登録情報協会の調べによる日本における乗用車(軽自動車を含む)の保有台数は近年も一貫して増加傾向にあります。1998年に4868万台だったのが、2008年に5755万台、2018年には6158万台に達しています。また、国内で1世帯あたりの自家用自動車の保有台数が1台を切っているのは、東京(1世帯あたり0.439台)、大阪(0.648台)、神奈川(0.714台)、京都(0.825台)、兵庫(0.915台)、埼玉(0.980台)、千葉(0.982台)の7都府県だけしかありません。この数字は、いわゆるナンバープレートをつけている車の台数であり、廃車手続きをしないまま放ってあるようなクルマなども含まれることや、そもそも自動車の買い替えサイクルが長くなっていること(「持ち」がよくなっていることや、経済的な不安による買い替え控えなど)などの影響もあると考えられますが、ともあれ、特に地方においては、「クルマ離れ」どころか「クルマがないと生活できない」状況なのは変わらないといえるでしょう。

地方の過疎化がますます加速する!?

税金に話を戻すと、そもそも自動車には、冒頭にも述べたように、いくつもの税金が課せられています。そうした上で、走行税の意義・名目が定かでない点でも反発を呼んでいます。

「ガソリン税の上に走行距離税をとるのはあまりにもひどくないの?」
「税金とる口実作りたいだけだろアホか。そもそも重量税あるだろ」

また、地方生活の負担増加から、過疎化の促進を恐れる意見もあります。

「しかたなく車を使っている地方在住者から税金を搾り取るんですか。そうですか。何が地方創生だよ!」
「払う税金は増え、職も少なく給料は増えない。地方の過疎化が、ますます進む気がするのだが…」

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最終更新:1/25(金) 6:40
LIMO

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