ここから本文です

「やめたほうがいい理由は、誰も説明できない」セーラー服を着て激変した“普通のおじさん”の人生

1/11(金) 12:01配信

新R25

みなさんは、セーラー服姿で街に現れる白ヒゲの男性、「セーラー服おじさん」をご存じですか? 

彼はその風貌と親しみやすいキャラクターから、ときおりツイッターのタイムラインやメディアをにぎわせる人物で、一部では「会うと幸せになる」ともウワサされています。

調べたところ、「セーラー服おじさん」の正体は、都内で会社員として働く小林秀章さんという男性のよう。

彼はなぜ、人目も気にせずセーラー服姿で街を歩くようになったのでしょう? 小林さんに取材を依頼してみたところ、快諾いただくことができました。

ライター・森:
変身ということは、普段はセーラー服を着ていないんですか?

小林さん:
平日は仕事があるので、普通の男の服を着ていますね。この姿に変身するのって結構時間がかかるんですよ。

ライター・森:
ちなみに、変身にはどのくらい時間がかかるんでしょう?

小林さん:
髭を伸ばして36段の三つ編みにしているので、これを編む時間も入れると、1時間くらいはかかります。

ライター・森:
ええっ! 取材のために、わざわざありがとうございます…!

きっかけはラーメン屋の企画。ずっとかわいい服を着たいという欲求を抑えていた

ライター・森:
率直な質問ですが、小林さんはなぜセーラー服を着ているのでしょう…?

小林さん:
自分に正直でありたいって思ったからですね。

ライター・森:
それは女性になりたい願望がある、ということでしょうか?

小林さん:
いえ、心は男性ですよ。
ただ、小学生のころからずっとかわいいものが好きで、女の子が着ているヒラヒラした服装をうらやましいと思っていたんです。
でも男がそんな格好をするのはおかしいので、その願望を抑えて暮らしてきました。

ライター・森:
なるほど…では、どんなきっかけでセーラー服を着るようになったのでしょう?

小林さん:
初めてセーラー服を着たのは2008年の春。
仲間内で花見をしたとき、余興として女装したんですよ。このときは、まだ悪ふざけの一環でしたね。
今のようにセーラー服を着て外出するようになったのは2011年の6月。
鶴見にあるラーメン屋で「セーラー服を着て来店した30歳以上の人には、ラーメン一杯無料」という企画をやっていて、そこに行ってみようと思ったのがきっかけです。

ライター・森:
なんてユニークな企画!

小林さん:
そうでしょう(笑)。
この企画を知ったとき、「堂々とセーラー服を着て出歩ける口実できた」と思いましたね。
誰かに「なんでセーラー服を着ているんですか?」と聞かれても、「ラーメンが一杯無料になるんです」と答えられますから。

ライター・森:
実際のまわりの反応はどうだったんですか?

小林さん:
それが、誰にも声をかけられないままラーメン屋に到着してしまったんですよ。
最寄り駅の改札を通るのも電車に乗るのも緊張していたのに、みんなスルー。ちょっと珍しい目で見られましたが、それをとがめられることはありませんでした。
「自分は法律に反しているわけでもないんだから、別に女装しててもいいじゃん」と吹っ切れましたね。
そこから毎週末には、特に用がなくてもこの格好で過ごしています。

1/3ページ

最終更新:1/11(金) 12:01
新R25

あなたにおすすめの記事