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フランス製Bluetoothハードウェアウォレットの新モデル

1/11(金) 10:00配信

TechCrunch Japan

フランスのスタートアップであるLedger(レッジャー)が、今週のCESで新しいハードウェアウォレットを発表した。デバイスは3月まで出荷されないが、私はデバイスのプロトタイプ版を試用させてもらえた。この「Ledger Nano X」は、以前の「同Nano S」と似たようなものだが、今回はモバイルでの利用が可能だ。

同社が以前のハードウェアウォレットを発売したのは、暗号通貨ブームが起きる前で、7500万ドル(約81億円)におよぶ資金調達もまだ行っていなかった頃だ。当時のユーザーエクスペリエンスは、それほどいいものではなかった。

複数の暗号資産の残高にアクセスし管理するためには、それぞれの暗号通貨を管理する複数のChromeアプリをインストールしなければならなかったのだ。しかし、同社が「Ledger Live」アプリをmacOS、Windows、Linux向けにリリースしたことで、状況はずっとよくなった。

この新しいアプリを使うことで、同じデスクトップアプリから、自分のポートフォリオの残高を確認し複数の暗号化資産を管理することが、ようやくできるようになったのだ。そうなると、論理的な次のステップはモバイル対応である。そのためには、新しいハードウェアウォレットを入手する必要がある。

Nano Xは以前の製品であるNano Sとほぼ同じように見えるものの、やや大きめのサイズだ。USBキーのような形をしていて、デバイス上で取引を確認するための小さなディスプレイがある。その中に小さな100 mAhのバッテリー収められている。ウォレットのバッテリーは、使用しなければ数カ月もつが、アクティブに使用した場合には8時間程度である。microUSBポートはUSB-Cポートに置き換えられた。今回はボタンは、デバイスの側面ではなくディスプレイの両側に配置されている。

デバイスを携帯電話とペアリングすれば、iOSまたはAndroid携帯電話からすべてを制御できる。Ledger Nano Xにアプリをインストールして、ウォレットにアクセスし、暗号通貨を送ることができる。iOS上では、パスワードと、オプションでFace IDまたはTouch IDを使用して、アプリをロックすることができる。

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最終更新:1/11(金) 10:00
TechCrunch Japan

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