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「危険な行為」陸自ヘリにレーザー光 操縦者、一時視力低下

1/11(金) 12:04配信

西日本新聞

 陸上自衛隊西部方面隊(熊本市)は10日、同方面隊の輸送ヘリコプターが昨年10月、宮崎県諸塚村の上空を飛行中に地上方向からレーザー照射を受け、操縦していた副操縦士の左目の視力が一時低下したと発表した。機長が操縦を交代し、機体にトラブルはなかった。威力業務妨害罪などに当たる可能性があり、宮崎県警が捜査している。

 方面隊によると、昨年10月24日午後7時25分ごろ、同県日向沖での夜間飛行訓練を終えた輸送ヘリCH47JAが熊本県益城町の高遊原分屯地に戻る途中、前方左下方向から緑色のレーザー照射を約1分間受けた。機内には整備士を含め計10人が乗っていた。

 副操縦士の視力は回復したが、方面隊は「直接目に当たると、失明の恐れがあった。墜落にもつながる危険な行為」としている。防衛省統合幕僚監部によると、自衛隊機へのレーザー照射は昨年も、空自、海自で1件ずつ確認されたという。2015年には米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺上空を飛行中の米軍ヘリに照射したとして、威力業務妨害罪で映像関連会社代表の男性が罰金50万円の略式命令を受けた。

西日本新聞社

最終更新:1/11(金) 12:04
西日本新聞

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