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物理ボタンをジェスチャー操作に置き換えるGoogleのレーダー・センサーがFCC認証を取得

1/11(金) 20:14配信

ギズモード・ジャパン

まるで手品か超能力のよう。

2015年のことですが、電子機器に触れていなくても指同士のタップだけでガジェットを制御できるという小型センサーが発表されたことがありました。Google(グーグル)のAdvanced Technology and Projectsグループ(ATAP)が、高周波(レーダー)をもとにして作ったもので、「Project Soli」というプロジェクト名で開発されています。

【【記事の動画】物理ボタンをジェスチャー操作に置き換えるGoogleのレーダー・センサーがFCC認証を取得

しかし、今週初頭になって初めて、Googleがこの技術を現実的なものにしようと本腰を入れ始めたのです。

そのデバイスがどんな様子なのか、映像でチェックしてみてください。

こんな機能が家電や携帯型デバイスに装備されたら、SFの世界ですよね。介護や医療の現場でも大活躍しそうです。

REUTERSによると、米国連邦通信委員会(FCC)は月曜日に、「Project Soli」センサーが使う57~64Ghzという通常のガジェットが許可されているより高い周波数を使用できるよう、認可を出したとのこと。さらにFCCは、「Soli」センサーを航空機の中でも使用OKと明記しました。これは連邦航空局(FAA)の規則で許される限りの使用となりますが、ユーザーは高周波を出す電子機器を、空の旅行中に使えることとなるのです。

開発のきっかけ

もともとセント・アンドリュース大学の学生が考案した「Project Soli」の目的は、物理的なスイッチや画面上のボタンなどを、レーダー検知器を使って微妙な手の動きを検出する仮想コントロールに置き換えることでした。指先を軽くこする動作で、音量を上げ下げできるのは確かに便利です。

しかもほとんどの場合、ユーザーはデバイスが立ち上がっていることを知った上で各機能を調節するので、特に指先に振動などのフィードバックは不要ですし、つまりはそのためのモーターなどを追加する必要もないのもまた利点です。

加えて「Soli」センサーは、検知している対象が手なのか金属なのか、はたまたプラスチックやほかの素材なのかも違いを認識します。なので操作方法は指先のジェスチャーだけに限らないのです。

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