ここから本文です

文大統領会見は「韓国の三権分立と日本の政治介入」を印象付けようとした意図も?解決の糸口は…

1/11(金) 23:50配信

AbemaTIMES

 韓国最高裁による徴用工問題の判決について、これまで沈黙を貫いてきた文在寅大統領が、10日の年頭会見でついに口を開いた。

 文大統領は「判決については、日本も韓国も世界の全ての文明先進国も同じだが、三権分立によって司法部の判決に対し、政府は介入できない。政府は司法部の判決に対して尊重すべきであり、日本も同じだ」との認識を示し、「韓日基本協定を締結したものの、それで全てが解決したわけではないとされる問題がいまだ続いている。これは韓国政府が作り出した問題ではない。過去の不幸だったあの長い歴史のせいで作られている問題だ」「日本政府はもっと謙虚な立場をとるべきだと思っている。韓国政府はその問題はその問題として、別途両国が知恵を絞って解決して、それによって未来志向の関係が損なわれないようにしようと話してきた。ところがこの問題を日本の政治家やリーダーたちがたびたび政治争点化して問題を議論し、拡散させるのは賢明な態度ではないと思っている」と述べた。

 日本政府関係者は会見を受け、「(日韓合意を破り)国際条約に違反している国に謙虚さを求められる筋合いはない。(日本側としては)相手にしなければいい。韓国というより、あの政権が問題だ」と、文大統領を厳しく批判している。

 日本中が注目していた文大統領の年頭会見だったが、徴用工問題についての言及はその最後、日本の記者による質問が出たことによるものだった。

 拓殖大学大学院特任教授の武貞秀士氏は「どこの国にも三権分立があるではないか、司法の判断である判決に政治が介入するのか、というのが文大統領の一貫した立場。その韓国の理屈を際立たせるために、会見では触れようとはしなかったし、日本の記者から質問が出たので答えたということ。また、日本政府が9日に日韓請求権協定第3条に基づいた協議をしたいと申し入れているし、司法の問題に政治の分野に結びつけたのは日本の方だ、という論理を前面に出したということだ」と説明する。

1/3ページ

最終更新:1/12(土) 21:10
AbemaTIMES

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事