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被打率から見る最も打たれない投手は? 中継ぎは松坂世代の右腕が圧倒【セ編】

1/11(金) 12:01配信

Full-Count

80イニング以上投げた先発投手では巨人メルセデスの.209がトップ

 投手が失点しないためには、出塁を許さないのが第一だ。そのためにも被安打を減らすことは重要だ。2018年のNPB主要投手の「被打率」を調べてみた。

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セ・リーグ

○80イニング以上投げた先発投手の被打率ベスト10

1メルセデス(巨) .209(5勝4敗 率2.05)
2大瀬良大地(広) .215(15勝7敗 率2.62)
3菅野智之(巨) .221(15勝8敗 率2.14)
4山口俊(巨) .226(9勝9敗 率3.68)
5東克樹(De) .228(11勝5敗 率2.45)
6ガルシア(中) .234(13勝9敗 率2.99)
7笠原祥太郎(中) .242(6勝4敗 率4.14)
8カラシティー(ヤ) .243(7勝3敗 率4.18)
9原樹理(ヤ) .246(6勝7敗 率3.09)
10メッセンジャー(神) .247(11勝7敗 率3.63)

 巨人の新鋭メルセデスが1位。対戦経験が少ない投手は、被打率が低くなる傾向にある。そんな中で、広島と巨人のエースが2位、3位に並んでいるのはさすがだ。巨人、山口も4位。昨年はノーヒットノーランを記録。被打率はそれもあって下がったが、被本塁打18本、与四死球69と他の要因で成績が下がった。

○同ワースト5

27吉見一起(中) .285(5勝7敗 率3.87)
28野村祐輔(広) .289(7勝6敗 率4.22)
29ウィーランド(De) .294(4勝9敗 率4.99)
30今永昇太(De) .311(4勝11敗 率6.80)
31田口麗斗(巨) .320(2勝8敗 率4.80)

 昨年、期待に応えられなかった投手が並んでいる。パ・リーグと同じで2桁投手は入っていない。被打率と比例して防御率も悪化し勝ち越した投手は広島・野村だけとなった。

リリーフ陣ではベテランの阪神・藤川が.159と圧巻の成績を残した

○40救援登板以上の救援投手の被打率ベスト10

1藤川球児(神) .159(2S 21H 率2.32)
2フランスア(広) .168(1S 19H 率1.66)
3佐藤優(中) .173(5S 10H 率2.08)
4山崎康晃(De) .197(37S 3H 率2.72)
5能見篤史(神) .200(1S 16H 率2.56)
6一岡竜司(広) .218(2S 18H 率2.88)
7岩瀬仁紀(中) .221(3S 10H 率4.63)
8風張蓮(ヤ) .225(0S 4H 率4.37)
9石山泰稚(ヤ) .228(35S 7H 率2.08)
10桑原謙太朗(神) .240(0S 32H 率2.68)

 松坂世代のベテラン、藤川球児が1位。全盛期に比べれば球速は落ちたが、今季もイニング数を上回る奪三振を記録、打者を寄せ付けなかった。クローザーに転向してもおかしくない。広島のフランスアも、中日の佐藤の両新鋭も先発のメルセデス同様、対戦成績が少ないことが被打率を押し上げた可能性がある。昨年限りで引退した中日の岩瀬は、被打率だけならまだ十分通用する数字だ。

○同ワースト5

23中尾輝(ヤ) .261(0S 12H 率3.50)
24三上朋也(De) .263(0S 25H 率3.05)
25澤村拓一(巨) .274(0S 24H 率4.64)
26岩崎優(神) .276(0S 10H 率4.94)
27又吉克樹(中) .321(0S 9H 率6.53)

 一昨年まで救援の大黒柱だった中日、又吉が被打率3割越えと痛打を浴びた。投手の中には走者を背負ってから力を発揮するタイプもいる。被打率だけで実力を評価するのは早計ではある。しかし、安打を打たれない投手が好成績を上げる可能性は高い。一つの指標として被打率は有効だろう。

広尾晃 / Koh Hiroo

最終更新:1/11(金) 13:04
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