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〔NY外為〕円、108円台半ば(11日)

1/12(土) 7:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週末11日のニューヨーク外国為替市場では、弱めの米物価指標を受けたドル売りが一巡した後、持ち高調整の買い戻しが優勢となり、円相場は1ドル=108円台半ばに軟化した。午後5時現在は108円50~60銭と、前日同時刻(108円38~48銭)比12銭の円安・ドル高。
 米労働省が朝方に発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は季節調整後で前月比0.1%低下と、9カ月ぶりのマイナスとなった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの減速観測が強まり、円買い・ドル売りが先行。米長期金利の低下もドル売りを後押し、円相場は朝方に一時108円15銭まで上昇した。
 しかし、その後はテクニカル要因からドルが対ユーロで買い戻された動きが対円にも波及。新規の手掛かり材料不足の中、週末要因も重なり、徐々にポジション調整の動きが優勢となった。
 パウエルFRB議長が前日の討論会で追加利上げを急がない考えを強調したほか、複数の高官らも利上げに慎重な姿勢を堅持していることも依然ドルの重しとなっており、上値は抑えられた。一部市場関係者の間では年内の追加利上げ見送りを織り込む向きもある。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1468~1478ドル(前週末午後5時は1.1495~1505ドル)、対円では同124円39~49銭(同124円66~76銭)。

最終更新:1/12(土) 9:28
時事通信

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