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巨人・炭谷、今季目標「捕手フルイニング出場」 過去ノムさん、城島だけ達成の偉業

1/12(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 西武からフリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)が11日、千葉・館山市で自主トレーニングを公開。今季の目標に、捕手では野村克也と城島健司しか達成していない「シーズン全試合フルイニング出場」を掲げた。不可欠な信頼関係を築くため、春季キャンプでは投手陣に“密着マーク”する。

 新天地を思い浮かべると、自然と力がこもった。脚がプルプルと震えるほど走り込んだ炭谷は、“偉業”を目標に掲げて自らを鼓舞した。

 「シーズン全部(のイニングでマスクを)かぶる気でいきます。その目標を無理と思った時点で、もう選手、捕手である資格はないと思うので」

 プロ野球の長い歴史で、捕手でシーズンフルイニング出場を果たしたのは野村克也、城島健司のみ。現代は投手によってなど捕手を使い分ける併用制を採るチームも多い中、難関を目指して自身を発奮させるため、かつて合同自主トレで師事した城島以来となる偉業に狙いを定めた。

 捕手としての出場機会は小林、大城、宇佐見、一塁から復帰する阿部らとの奪い合いだ。炭谷は「打撃がいい、肩がいい、守備がいいだけでは駄目。トータルで皆に勝たないとシーズン全部(マスクを)かぶる目標は達成できない」とキッパリ。その中で投手との信頼関係も重視し、加入1年目から距離を縮める“作戦”も明かした。

 「野球以外の部分の話をしっかりした方が、この人はどういう人だとか読める。(どんなことも)それに対しての会話もできるし、全部がヒントになる」

 28日からの宮崎合同自主トレ、2月1日スタートの春季キャンプではブルペンでの投球のみならず、生活面も観察して投手を研究する。食事会場や大浴場もチャンスと捉え、「サウナに5時間くらいいるかも」と冗談を交えて、コミュニケーションの重要性を語った。

 すでに動画サイトで巨人投手陣の投球を検索してチェック。グラウンド内外で正捕手になる準備を進めている。扇の要の座を譲り合う気はない。

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