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名古屋・楢崎が引退会見「一番印象深いのは日韓W杯ロシア戦勝利」

1/12(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 2002年W杯日韓大会などW杯の日本代表に4度選ばれ、8日に引退を表明したJ1名古屋のGK楢崎正剛(42)が11日、名古屋市内で記者会見した。J1は歴代最多の631試合に出場したが、「最後のシーズン」と覚悟して臨んだ昨季は公式戦出場なし。決断に至った心境を明かした。

 最後までストイックな姿勢がにじんだ。会見では、時折見せる笑顔以外表情を変えなかった。

 「昨シーズンが始まる前に最後のシーズンだと思っていた」

 1995年に横浜F入りし、99年から名古屋で20季を過ごした。J1は歴代最多の631試合に出場した。しかし、「最後のシーズン」と臨んだ昨季は公式戦出場なし。終了後、やり切ったとの判断はしかねたが現役を続ける意欲は高まらず、「気持ちが切れたら続けるもんじゃないと最初から思っていた」と引退を決意した。

 昨年12月、長く日本代表の守護神を争った川口能活氏の引退セレモニーで「(現役を)続けてください」と声を掛けられ、言葉に詰まったという。「そういう言葉は自分の心に響いて悩んだ材料だった」と明かした。

 一番印象深い試合を聞かれ「絞れなかった。強いて挙げるなら」と、2002年W杯日韓大会で初勝利をつかんだロシア戦と答えた。「FWの1ゴール以上に、重みのあるプレーができる。それくらいの美しいポジション」とGKへの愛着を語った楢崎。今後もサッカー界に身をささげる決意だ。

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