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稀勢、進退場所で勝負の序盤戦!初日に御嶽海と対戦、2日目は逸ノ城

1/12(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 日本相撲協会は11日、初場所(13日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日、2日目までの取組を決めた。昨年11月の九州場所を途中休場し、進退が懸かる横綱稀勢の里(32)は初日に小結御嶽海(26)、2日目は平幕逸ノ城(25)と対戦する。御嶽海には過去6勝1敗。逸ノ城には直近3連敗中で8勝6敗と苦手にしている。慣例上、5日目までの相手は見通すことができ、序盤の星勘定が命運を左右しそうだ。

 緊張感を保ちながら、集中力も高めていく。闘いの場へ。進退の懸かる稀勢の里の2日目までの対戦相手が決まった。

 10日に自ら初場所出場を明言した稀勢の里はこの日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古を行った。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)の意向で非公開とされ、部屋関係者によると四股、すり足など基本運動で汗を流した。稽古後は口を開くことなく車へ乗り込んだ。

 初日の相手は過去1敗しかしていない御嶽海。2日目は関取最重量226キロの逸ノ城となった。横綱に昇進して2度目の東の正位に就いた稀勢の里にとって、「西小結」「西前頭筆頭」との対戦は取組編成上、慣例どおりとなった。

 御嶽海の黒星は平成29年名古屋場所の「初日」に喫したもの。稀勢の里が横綱として出場した7場所中、黒星発進は5度もあり、その全てが途中休場へ追い込まれている。横綱自身も12月末の初場所番付発表の会見の席上、「初日が大事」と口にしたほどだ。

 逸ノ城には現在3連敗中。横綱に昇進してから一度も勝っておらず、この2日間は前門の虎、後門の狼となる。慣行に従えば、3日目以降は「東前頭筆頭」「西前頭2枚目」「東前頭2枚目」と続き、栃煌山、北勝富士、錦木となる見通し。それ以降は取組を編成する審判部の意向が反映される。

 横綱審議委員会による稽古総見(7日)、二所ノ関一門の連合稽古(9日)で稀勢の里の姿を間近で観察した阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は「体全体を使って相撲を取っていた。本当に期するところがあるんじゃないか。序盤が大事だ」。

 いわずもがな。横綱本人が一番わかっている。

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