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“無反応”根尾と“饒舌”吉田 新人研修会で再会するも好対照

1/12(土) 12:10配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 好対照だった。

 11日、都内でNPB新人合同研修会が開かれ、中日1位の根尾昂(大阪桐蔭)、日本ハム1位の吉田輝星(金足農)らが出席した。

 講習会は朝10時から夕方5時まで約7時間にわたる長丁場。思わず舟をこぐ選手もいる中、根尾は熱心に講師の話に耳を傾けた。中でも「暴力団の実態と手口」の講義を受け、「『身近な人でも善意と悪意の区別がつきにくい。危険がどこに潜んでいるか分からない』という話が印象に残った。野球選手としてはもちろん、社会人として恥ずかしくないよう、責任を持ってやらないと」と終始、真顔で振り返った。

 一方、「結構難しい話だった。税金面とか金銭的な話がよく分からなかったです」と率直に話した吉田は終始、ちゃめっ気タップリだった。

 昨年のU18では、チームメートだった根尾やロッテ1位の藤原恭大(大阪桐蔭)らに「太った」とからかわれ、5キロほど減量した姿を披露するのを楽しみにしていた。研修会の休憩中に根尾と再会するも、吉田は「全然反応なかったです」と苦笑い。その“仕返し”にと、根尾の伸びた髪形をイジり返したが……。

「(根尾は)あんまり髪が伸びている姿が想像つかないので似合わないなと思ったけど、新鮮です。『髪伸びたね』って言ったんですけど……」

 と、あくまで無反応だった優等生に肩を落とすしかなかった。

 研修会前に野球殿堂博物館を見学した際も、2人は対照的だった。「野球報道写真展」で2人の甲子園時の写真パネルが飾られていた。吉田はスタッフからパネルに球団名とサインをお願いされるも、「ファイターズってローマ字でですか。書いたことないんです」と困惑。根尾はすでに英語の筆記体でサラリと球団名を記入していたが、こちらは「ファイターズ 吉田輝星」と日本語で署名した。

 もっとも、研修会後に揃って出席した「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の授賞式でエンゼルスの大谷翔平と初対面。感動しきりだったところだけは同じだったが……。

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