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阪神・能見、アラフォーに勇気を!40代登板記録更新&中継ぎタイトル狙う

1/12(土) 8:30配信

スポニチアネックス

 阪神・能見篤史投手(39)が11日、甲子園球場の室内練習場での自主トレーニングを公開し、「40代での歴代最多登板の更新」、「中継ぎでは球界最年長でのタイトル獲得」という2大偉業で世の“アラフォー世代”に勇気を与える熱投を誓った。来年5月で40歳を迎えても衰えとは無縁。猛虎を14年ぶりの優勝へと導くフル回転を期した。

 キャッチボールでの力強い球筋、スピード感あふれる短距離ダッシュに周囲から驚嘆の声が漏れる。“おじさん”とは思えない能見の動きに勝負のシーズンへの姿勢が見えた。

 「(練習で)動けないというのがあまりないので。例年通り動けているのかなと」

 今季が15年目。重ねた年齢は自覚する。だからこそ、今の自分にしかできないことをマウンドで体現したい。

 「気がつけば、40(歳)という感じになりますけど、体自体は全然動けますし、同じ世代の40歳の一般の方々にもアイツ頑張ってるな…と見せられたら」

 5月で不惑を迎える節目の年に中継ぎとしてのフル回転を見据えた。40代では17年の岩瀬(43歳シーズン)の50試合が最多登板で、昨年6月から転向して42試合に投げた能見はペース的にも十分に“レジェンド超え”を狙える。

 「岩瀬さんとは別格すぎて、比較すると失礼。登板数も違うし、投げてる場面も違う」と一度は首を振った後、「球界でもいない人なので、一つの励みというかね、そういうのは持ちながら」と発奮材料として受け止めた。

 昨季終盤は勝ちパターンを担い、今季も重要局面での起用が予想される。ホールドポイントを稼ぎ「最優秀中継ぎ投手」に輝けば、39歳シーズンだった15年の福原(現1軍投手コーチ)を抜き、中継ぎでは歴代最年長のタイトルホルダーにも上り詰める。

 「とにかく(1年間)戦力として働くことが大事だと思う。(タイトルは)付いてくれば…ですけど」

 今回から恒例の沖縄自主トレを岩貞、梅野に託して単独で敢行。「1人でやるのは自分自身にも厳しくしないといけない。もう一度必要じゃないかな」と厳しくムチを入れる。「ここまでやってきて、もう一度、優勝したい」。リーグ優勝は新人だった05年が最後。“40歳の能見”が悲願、そして、栄光への道を切り開く。(遠藤 礼)

 ○…40歳以上でのシーズン最多登板は17年に岩瀬(中)が43歳で記録した50試合。阪神では48年若林の40歳48試合がある。能見は5月28日が40歳の誕生日。ともに12月生まれで「40歳シーズン」での登板だった16年福原、17年安藤を除けば、11年下柳(5月16日生まれで当時43歳)以来の40代登板になる。生え抜きでは49年若林(3月1日生まれ)が41歳で登板して以来2人目になる。さらに最優秀中継ぎ投手に輝けば、15年福原の39歳シーズンを更新する同タイトルの最年長記録で、球団史上初の40代でのタイトル獲得になる。

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