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4度目の挑戦で福娘に 大阪・今宮戎神社

1/12(土) 7:57配信

産経新聞

 11日まで行われた今宮戎神社(大阪市浪速区)の「十日戎」。50人の福娘が奉仕したが、その中の一人、同志社大4年、高島梓さん(23)=大阪府八尾市=は、家族に支えられ、4度目の挑戦で晴れて福娘になった。高島さんは「参拝者の方々に笑顔を届けられた」と、憧れの役目を果たした喜びを語った。

 「良い一年になりますように」。最終日の11日、高島さんは行列を作る参拝者ひとりひとりに、縁起物を結んだササを笑顔で丁寧に手渡した。

 十日戎で奉仕する福娘は18~23歳の50人。このうち10人の留学生枠を除く40人を、毎年約3千人の応募の中から選出する狭き門だ。

 今宮戎神社に毎年参拝している祖父母らに「18歳になったら福娘の選考を受けや」と幼いころから言われていたという高島さん。周囲の勧めもあって、大学入学後に初挑戦し、最終選考まで進んだ。「次はいけるかもしれない」と手応えを感じたが、2、3回目は2次選考までであっさりと落選。悔しさを感じると同時に、「なりたい気持ちがどんどん強くなった」という。

 23歳で迎えた、4回目の挑戦。年齢制限で最後の機会となったが、最終審査の自己PRでは、「おもしろいことはできない」と割り切り、「福娘になる夢に、前向きに頑張ってきた」と自身の思いを審査員にアピールした。合格発表で自らのエントリーナンバーが呼ばれると、涙がこみ上げたという。祖父母や家族に報告すると、「ようやった」「ほんまに選ばれるなんてすごい」と喜んでくれたという。

 憧れだった3日間の福娘。「ずっと夢だった福娘を務めることができて本当にうれしい。参拝者の方々に少しでも福を感じてもらえれば」と話した。

最終更新:1/12(土) 7:57
産経新聞

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