ここから本文です

「仏教の教えを届けたい」“法話のテク”競う大会を開いた若手僧侶

1/12(土) 10:30配信

MBSニュース

神戸市須磨区にある須磨寺の副住職の男性が「法話」により興味をもってもらいたいと思いから、法話のテクニックを競う大会「H‐1グランプリ」を開催しました。男性が僧侶になったきっかけや、法話に込める思いなどお話を伺いました。

「H‐1グランプリ」開催したわけは?

神戸市須磨区の大本山・須磨寺で副住職をつとめる小池陽人さん(32)は去年11月、ある大会で初代チャンピオンに輝きました。それは「H‐1グランプリin兵庫」です。H‐1のHは法話のH。若手僧侶たちが舞台にあがり「法話」を披露。

【大会の様子】
「私、名前を『松本宣久(せんきゅう)』といいます。ぜひ、ありがとうと覚えていただいて」(長福寺 松本宣久さん)
「映画に限らず、目に見えないものを見るということは、日常生活の中で私たちが気づいていないところで意外とあるように思うわけです」(金剛福寺 高見昭寛さん)

1人あたりの持ち時間は10分で、話す内容に決まりはありません。先輩僧侶などがつとめる審査員と来場者の投票によって、「法話ナンバー1」が決まるという大会です。出場した僧侶は8人。小池さんは、お遍路での経験をもとに苦しい時ほど外に出ることの大切さを説き、見事1位を獲得しました。

【大会の様子】
「出会いという言葉がありますけど、『出る』に『会う』と書きます。つまり、家の外に出るから会えるという意味があるそうです」(須磨寺・副住職 小池陽人さん)

Q.ステージから見る風景はどんな感じ?
「いやー緊張しましたね。最前列に審査員、特別審査員の方がおられまして。兵庫県の支所長さんって一番偉いお坊さんと高野山の本山の方とか」(小池陽人さん)
Q.そういうのもちらっと見える?
「見えます、見えます。なるべく見ないように話しましたけど」

実はこの大会、栃木県で行なわれていたものをたまたま目にした小池さんが「兵庫でもやりたい」と自ら提案、今回の開催へとつながりました。

「一番大きいのは、いま時代の変化でお寺の置かれる状況が激変しているということですね。法事のときぐらいしか、お説法する機会がないわけですね。仏壇がない家、あるいはお寺と関係がない人には仏教の教えを届ける場がないに等しいんですよね。もっと近く仏教の教えを感じてほしいという思いで、ああいう催しをした」(小池陽人さん)
Q.言いだしっぺが優勝しちゃうことについては?
「これはもうちょっと本当に。ははは。『組織票じゃないか?』という疑念を招きながら。こうやって催しができたということが、本当にうれしいので」

1/2ページ

最終更新:1/12(土) 10:30
MBSニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事