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【ブラジル】2018年のインフレ率3.75% 居住や交通が上昇けん引

1/12(土) 6:50配信

サンパウロ新聞

 ブラジル地理統計院(IBGE)は11日、政府の公式インフレ指標となっている同院がまとめる指数「広範囲消費者物価指数」(IPCA)によると、ブラジルの2018年の年間インフレ率は、政府が定めるインフレ目標の中央値(4.5%)よりも低い3.75%だったと発表した。17年のインフレ率は2.95%だった。

 同日付で伝えた伯メディアによるとIBGEは、18年のインフレは主に、居住、交通、食料にかかわる製品およびサービスの価格の上昇に引っ張られたとしている。これらの3分野だけで、昨年の物価上昇率全体の66%を担った。

 ただし、監視対象品目を個別に見た場合、昨年の物価上昇に最も大きな影響を与えたのは、年間で11.17%の値上がりを見せた健康保険プランだった。そして、8.7%の上昇を記録した電力と7.24%上がったガソリン、6.61%高くなった軽油が、それに次いで大きな物価上昇圧力となった。

 また、航空運賃(16.92%高)、都市部の路線バス(6.32%)、家電製品(6.28%)などは、物価上昇全体への影響力はさほど大きくないが、上昇率が目立った。食品関連の中で最も激しい値上がりを見せたのは71.76%上昇したトマトだった。外食費の上昇率は2.38%だった。

 なお、IBGEの調査責任者は、燃料高騰に抗議するトラック運転手らによる昨年5月末のストが発生しなければ、18年の年間インフレ率はもっと低いものになっていた可能性があると指摘している。

サンパウロ新聞

最終更新:1/12(土) 6:50
サンパウロ新聞

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