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Caperのスマートカートでレジなしショッピングへ

1/12(土) 10:40配信

TechCrunch Japan

小売業者はみなAmazonという怪物に反撃する方法を模索している。しかし顧客がレジの前に行列を作らなくてもする自動化スーパーを作るためには、天井のいたるところにカメラを設置し、映像を逐一リアルタイムで処理しなければならいというのでは参入の障壁が高すぎる。

スタートアップのCaper(キャプター)はもっと低コストで簡単にレジの行列をなくすことを目指している。これには顧客に最もなじみがあるデバイスを利用する。それはショッピングカートだ。

Caperはバーコードとクレジットカードのスキャナーを内蔵したショッピングカートを提供している。しかしこのスタートアップの最終目標は3D画像認識とスマート秤を利用して顧客がカートに商品を入れるだけで購入が済んでしまうテクノロジーだ。
Caperでは「我々のカートを導入したストアでは顧客の支出が18%アップしている」と述べている。

米国時間1月10日、Caperは総額300万ドル(約3億2565万円)の資金を調達したことを明らかにした。これには名門のFirst Round Capital(ファースト・ラウンド・キャピタル)がリードしたラウンドの215万ドル(約2億3338万円)に食品事業を得意とするエンジェル投資家が加わった。

Instacart(インスタカート)の共同創業者であるMax Mullen、Platedの共同創業者であるNick Taranto、 Jet’s Jetblack(ジェッツ・ジェとブラック)の共同創業者であるJenny FleissにY Combinator(ワイ・コンビネーター)も加わっている。ニューヨーク圏では2つの店舗がCaperのカートを採用しており、さらに投資を拡大する計画だ。

ショッピング自動化は激しい競争を生んでいる。5000万ドルを調達したStandard Cognition(スタンダード・コグニション)、Pandora(パンドラ)の元CTOであるWill Glaser(ウィル・グラサー)のGrabango、 Zippin、Inokyoなどのスタートアップはすべて天井のカメラを利用してたショッピング・システムでAmazon Goのキャッシャーレス店舗の拡大.に対抗しようとしている。しかしCaperのアプローチは既存の店舗に手を加えず、ショッピング・カートを導入して自動化を達成しようとする。いわばプラグ・アンド・プレイ・システムだ。

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最終更新:1/12(土) 10:40
TechCrunch Japan

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