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【平成3年】警察庁指定118号事件 会社社長失踪から2年後『急展開』

1/12(土) 13:46配信

福島民友新聞

 1人の会社社長の失踪が、4県にまたがる広域凶悪事件に発展した。「まさか、こんな大きな事件になるとは、当時は思っていなかった」。県警で鑑識課長や捜査1課長、刑事部長を務めた小山元さん(78)にとっても、1991(平成3)年に発覚した警察庁指定118号事件は想定を超えた事件だった。
 昭和、平成と時代をまたぎ、本県と岩手、千葉、栃木各県を舞台に3人が誘拐され、現金を奪われるなどして2人が殺害された事件。本県では89(平成元)年7月、郡山市の塗装会社の男性社長=当時(48)=が従業員に現金1700万円を運ばせた後に失踪、行方が分からなくなっていた。
 男性社長の失踪から2年後、事件は急展開する。千葉県で91(平成3)年5月、塗装業者が誘拐され、身代金2000万円が奪われる事件が発生。被害者は栃木県で解放されたが、被害者が郡山市と同じく塗装業者で手口も似ていたことから、関連が疑われた。

最終更新:1/12(土) 15:19
福島民友新聞

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