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国連「制裁で北朝鮮住民の状況悪化…制裁解除議論が必要」

1/12(土) 8:53配信

ハンギョレ新聞

キンタナ北朝鮮人権特別報告官、11日プレスセンターで会見 「国際社会の対北朝鮮支援を続ける必要」 「朝鮮半島平和プロセスに“人権”含めるべきだ」

 国連北朝鮮人権特別報告官が、国連と米国など各国政府の対北朝鮮制裁の余波で、北朝鮮住民の状況が悪化しているとし「制裁(の解除・緩和)問題」を早い時期に議論しなければならないと注文した。

 トマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権特別報告官は11日午後、ソウルのプレスセンターで記者会見を開き、「現在(国連と各国政府の)制裁が、北朝鮮住民の社会経済的状況を過酷にすることに寄与している」と指摘した。キンタナ報告官は「制裁(の解除・緩和)問題を最大限早期に議論しなければならない」(the issue of sanctions will have to be addressed as soon as possible)と強調した。

 彼は訪韓期間にハナ院(脱北者の初期定着支援機関・施設)で会った脱北者に「『国連をどう思うか』と尋ねたところ『国連は食糧を提供し助ける機関』、『国連の制裁で住民生活が難しくなった』という交錯した答が返ってきた」と説明した。

 キンタナ特別報告官はこの日発表した「声明」で、「人道的協力は政治と無関係になされなければならない」として「国際社会が多くの行為者の(対北朝鮮)人道支援事業を持続的に支援することを求める」と明らかにした。

 彼は、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が新年の辞で「人民生活改善」を「党と国家の一番の重大事」と強調した事実を喚起して「これは北側の最高指導者が一般住民の困難を認識したと見なされるが、認識は人権改善の第一歩」と話した。

 彼は今年、朝鮮半島の平和プロセスで「人権が必ず議題に含まれなければならない」と会見を通じて繰り返し強調した。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:1/12(土) 8:53
ハンギョレ新聞

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