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金正恩「中国の発展経験は貴重…多くの人間が来て視察・交流」

1/12(土) 8:53配信

ハンギョレ新聞

習近平との会談で発言…高官級「視察・交流団」中国派遣を予告 朝鮮中央テレビ、11日金委員長の「同仁堂」参観を詳細報道 労働新聞が習近平発言強調 「金正恩の戦略決心は人民の利益・時代の流れに符合」

 「朝鮮にとっては中国の発展経験がきわめて貴重と考え、中国にしばしば来て視察と交流をすることを願う」

 金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が、中国の習近平国家主席と会談でした話として新華社通信が10日に報道した内容だ。キム委員長は「中国の経済と社会の発展、そして中国人民が奮起して国家の富強を試みる精神と姿が印象深い」として、このように話したという。北朝鮮の労働新聞は、金委員長と習主席が「多くの分野でハイレベルの相互往来を拡大・発展させる新たな計画に合意した」と報道した。

 「両党ハイレベル交流」の拡大・強化に合意した金委員長が、2回目の訪中直後の昨年5月14~19日、労働党の市道党委員長中心の「親善観覧団」(団長 パク・テソン)を中国に送ったように、今回も高位級「視察・交流団」の派遣を予告したわけだ。当時、パク・テソン団長は習主席に会い「中国の改革・開放の経験学習」を訪中目的として明らかにしたと中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。中国最高指導部は、今度はこうした発話の主体を金委員長に格上げして公表した。

 労働新聞は、金委員長が習主席との会談で「日々発展する中国の実状を直接見て力づけられている」と述べたと伝えるだけで、それ以上は言及しなかった。代わりに朝鮮中央テレビは11日に放映した4回目の訪中“記録映画”として、金委員長の同仁堂工場の参観を詳細に伝えた。放送は、同仁堂が「1669年に設立された中国で最も伝統ある」製薬企業で「36の基地で1600種余りの製品を現代化された工程と手工業方式を結合して生産している」と紹介した。そして金委員長が「製薬工程を注意深く見て回られた」と伝えた。特筆すべき点は、労働新聞が、習主席が金委員長の「社会主義経済建設総力集中」という新しい戦略路線を「積極的に支持」するとし、「金正恩同志の戦略的決心は正確だ」、「朝鮮人民の利益と時代の流れに符合する」と話したと報道したことだ。金委員長の「経済集中路線」の正当性を「習主席の権威」を借りて強調したような報道方式だ。北朝鮮の事情に明るい元高位関係者は「4回目の訪中結果のうち、朝中関係と関連した北側報道の中で最も重要な内容は、習主席が訪朝計画を通知したこと」とし「習主席の訪朝は、金委員長の統治に大きく役立つだろう」と指摘した。さらに「習主席が通知したという訪朝計画には、当然経済に関する内容も入っているだろう」と付け加えた。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:1/12(土) 8:53
ハンギョレ新聞

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