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(朝鮮日報日本語版) 日経「文政権の対日外交軽視は運動圏出身者スタッフの影響」

1/12(土) 9:41配信

朝鮮日報日本語版

 日本経済新聞は11日付で「民族への愛着が強い運動圏出身者により構成された文在寅(ムン・ジェイン)政権が対日外交を軽視している」と批判した。

 同紙は「韓国・文政権の『586』世代、対日外交を軽視」という見出しの記事で、最近問題になっている日本の哨戒機に対するレーダー照準問題や、韓国大法院(最高裁)における強制徴用関連判決などを取り上げ、文在寅政権が「南北関係に強い愛着を示しているのは異なり、日本との外交には関心が低い」と批判した。

 同紙は韓国政府関係者の話として「青瓦台(大統領府)の関心は1に南北関係、2に国内経済。この2つで頭がいっぱいで日韓関係まで頭が回らない」と指摘した。また韓国の韓日関係専門家の話として「文政権内で対日政策に力を持っているのは外相ではなく、市民社会勢力とのパイプ役である大統領の市民社会首席秘書官」という笑えない話もあると伝えた。

 同紙は韓国政府が日本との外交を軽視する理由について「民族に愛着を持つ運動圏出身者からなる大統領府スタッフたち」と指摘する。彼らについて同紙は「586世代」とした上で「現在50歳代で、60年代に生まれ、80年代に民主化運動に参加した元学生活動家」「現在65歳の文在寅は1世代上の学生運動の闘士。『586』の兄貴分として彼らを重用する」などと説明している。

 同紙は大統領府の586世代について「民族への愛着が強いのが特徴」と分析する。また先日北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が行った新年辞の中で「わが民族の和解と団結、統一の前途を妨げる外部勢力の干渉と介入を絶対に容認しない」との部分は586世代の思想と共鳴すると指摘した。

 同紙は「文大統領は必ずしも反日ではない。北朝鮮の非核化に伴う朝鮮半島の新秩序づくりに日朝の国交正常化や日本からの支援が不可欠だとわかっているからだ」との見方を示しつつも「文氏の周辺に対日外交を大局的、戦略的に考えるブレーンがほとんどいないため、『場当たり的な外交に陥っている』のが大方の見方」と伝えている。

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