ここから本文です

児童5人のための手作りリンク 住民有志が整備

1/12(土) 8:41配信

岐阜新聞Web

 岐阜県郡上市明宝小川、小川小学校の全校児童5人が11日、学校近くに住民が手作りしたスケートリンクで今季の初滑りを楽しんだ。伝統のスケート学習で、リンクは保護者が整備してきたが、児童数の減少に伴い困難に。昨年12月に住民有志が「小川スケートリンクの会」を設立、今季から地域ぐるみでリンクの維持管理を担う。

 スケート学習は体育の授業の一環で、30年以上前から続く。リンクは約30メートル四方の広場にホースで水をまいて凍らせる。昼間に解けるため、毎晩のように水をまき直す必要がある。児童が5人に減ったことから、保護者だけで整備を続けることは難しくなり、昨季でスケート学習をやめることが検討された。

 同会には25人ほどが参加。会長の日下部克幸さん(47)は同校出身で「スケートは自分が小学生の時に始まった。小川地区の誇り。何とか残したくて声を掛けたら大勢集まってくれた」という。

 今月初めから、積もった雪の上を車で踏み固めた後、水をまいて氷の層を重ね、完成させた。日下部さんは「学校の学習用としてだけではなく、週末などに誰でも滑れる地域のスケートリンクにしていきたい」と話す。

 この日、児童5人はスケート靴を履くとすぐにすいすいリンクを周回。全員が一列に連なって氷の感触を楽しんだり、2チームに分かれてブラシホッケーを練習したりした。5年の男子児童は「みんなで一緒に滑ると楽しい」と話していた。

岐阜新聞社

最終更新:1/12(土) 8:41
岐阜新聞Web

あなたにおすすめの記事