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「2度あることは3度ある」?人的補償で“実績”のある広島

1/12(土) 12:00配信

ベースボールキング

球団3人目の“人的補償”加入

 1月7日、プロ野球ファンの間に激震が走った。FA権を行使して広島から巨人へと移籍した丸佳浩の人的補償が、長野久義と発表されたからだ。

 長野といえば言わずと知れた巨人の看板選手の一人で、今季もレギュラー格として116試合に出場。426打席と規定打席にはわずかに届かなかったものの、打率.290に13本塁打という成績を残している。

 プロ1年目の2010年に新人王に輝くと、翌年は首位打者、そのまた翌年は最多安打と3年連続でタイトルを獲得。2013年以降は打率3割に届くシーズンがなかったが、シーズンが終わる頃には2割台の後半でまとめてくるという安定した打撃でチームを支えてきただけに、人的補償という形での移籍には巨人ファン以外からも驚きの声が挙がった。


 それでも、本人は「3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます」と前向きなコメント。節目のプロ10年目を前に心機一転、広島でのレギュラー争いへと挑むことになる。

 いくら実績があって即戦力として期待がかかるといっても、当然ポジションが約束されているわけではない。チームの外野陣には鈴木誠也という絶対的な存在がおり、昨季ブレイクした野間峻祥に松山竜平、レギュラー獲りを目指す下水流昂やサビエル・バティスタ、さらにはコンバートが噂される西川龍馬と、ライバルは多い。春季キャンプから結果を残していくことが求められる。

 長野の最大の強みと言うと、上でも少し触れた“安定感”という部分が挙げられる。プロ9年間の通算打率は.286と高い数字を残しており、それも良かったり悪かったりを繰り返すのではなく、キャリアのうち.280を下回ったシーズンは2回だけ。プロ入りから20発越えこそないものの9年連続で2ケタ本塁打を続けているように、アクシデントさえなければ計算ができるという頼もしい選手なのだ。

 丸ほどの存在感は発揮できなくとも、チームに大きなプラスをもたらしてくれる選手であることは間違いない。また、そんな期待を後押しする要素として、これまでに広島が選択してきた“人的補償”がいずれも成功を収めたという事実がある。

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