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DeNAが“90勝”するためにカギを握る投手陣

1/12(土) 10:00配信

ベースボールキング

先発の再整備は必須

「この3年間80勝を目標にしてやってきたが、今年はもっと高くしてそれ(優勝)を実現しなければならない。90勝を目標にしたいと思う」。

 DeNAのラミレス監督は8日に行われた新人合同自主トレ後の囲み会見で、このように決意した。

 2017年は2年連続でAクラス入りを果たし、クライマックスシリーズで阪神、広島を撃破し19年ぶりに日本シリーズに進出。20年ぶりのリーグ優勝へ機運が高まった昨季だが、67勝74敗2分の4位に終わり、クライマックスシリーズ進出を逃した。

 投手陣では先発のローテーションの一角として期待された今永昇太、浜口遥大、ウィーランド、石田健大が故障や不振で本来の力を発揮できず、打線もリーグトップの181本塁打を記録したが、得点数はリーグワーストの572得点だった。

 ラミレス監督が掲げた“90勝”を達成するためにも、重要になってくるのが先発陣の再整備がそのひとつだろう。日本シリーズに出場した17年は先発陣が充実していたが、昨季は規定投球回に到達した投手は新人の東克樹(154回)のみ。100イニング以上投げた投手も東のみと、先発の台所事情に苦しんだ。

 “90勝”を目指すうえで、今永、浜口、石田の復調がカギを握るだろう。特に今永は1年目の16年が8勝、2年目が11勝と順調ステップアップしているように見えた。ソフトバンクとの日本シリーズでは、第2戦で10奪三振、第6戦でも11奪三振と、07年のダルビッシュ有(当時日本ハム)以来となる2試合連続で2桁奪三振をマーク。シーズン終了後に行われた『第1回 アジア プロ野球チャンピオンシップ』の日本代表に選出され、台湾戦で6回を無失点に抑える好投を披露。18年はDeNAのエースとして、17年以上の成績を残すのではないかと期待した。

 現実は上手くはいかなかった。開幕前に左肩の違和感で離脱すると、開幕一軍には間に合わず、シーズン最初の登板は4月24日の広島戦までずれ込んだ。出遅れを取り戻したいところだったが、4勝11敗、防御率6.80と最後まで歯車が噛み合わなかった。

 悔しいシーズンに終わったが、シーズン終了後に参加したオーストラリアのウインターリーグでは6試合に登板して、4勝0敗、防御率0.51と圧倒的な成績を残した。今季への巻き返しに期待が膨らむ。

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