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「天声人語 2019年1月13日」

1/13(日) 7:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 明治政府において統計の大切さを訴え、「統計伯」のあだ名までついたのが、大隈重信である。統計院を設立し、その院長に納まったが、経費削減の折ゆえ「大隈の道楽」との非難もあったそうだ▼統計への理解が、いまだ十分でない時代である。いったん下野した後、外相や農商務相に就いた大隈は驚いたという。水産物にしても塩の生産にしても、統計に間違いやウソが多いのだ。「羅針盤を持たずに航海するようになっているのは嘆かわしい」。大隈の述懐である(宮川公男〈みやかわただお〉著『統計学の日本史』)▼話は、統計の重要性が広く理解されているはずの現代日本である。…… 本文:613文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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