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「詐欺被害ないか調べる」とウソ言って詐欺も…高齢者がクレジットカード盗まれる被害相次ぐ

1/13(日) 0:16配信

東海テレビ

 金融庁や警察官を騙る男が高齢者の自宅を訪れ、ウソを言って銀行のキャッシュカードを盗む事件が愛知県大府市と武豊町で相次ぎました。

 12日午後0時40分ごろ、愛知県大府市に住む70代の女性の自宅に、金融庁の職員を名乗る男から電話があり、「大府市内で150人くらいの詐欺被害がありました、口座からお金が引き出されていないか調べます。担当者がそちらに向かっているのでキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を用意してください」などと話したということです。

 およそ1時間40分後、金融庁のヒラタと名乗る男が女性の自宅を訪れ、封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を入れるよう指示したうえで「封印するので印鑑を持ってきてください」と話しました。

 女性が印鑑を取りに行っている間に、男は用意していた別の封筒とすりかえようとしましたが、戻ってきた女性が気付いて指摘したところ、男はキャッシュカードが入った封筒を持って走って逃げたということです。

 残された封筒にはポイントカードが5枚入っていました。

 警察によりますと、男は40歳くらいで身長150センチくらい、痩せていて、グレーのコートにベージュの上下の服で、黒っぽいリュックを持っていたということです。

 また、12日午前9時半ごろには、愛知県武豊町に住む80代の女性の自宅に半田警察署の警察官を名乗る男から電話があり、「1月4日に福岡県でお金をおろされている、キャッシュカードと通帳を新しくする必要があるので警察官が家に行って確認する」などと話しました。

 およそ30分後に警察官を名乗る男が女性の自宅を訪れ、大府市の事件と同様にキャッシュカードを封筒に入れるよう指示しました。女性が封筒に入れると、男は「糊を貸してほしい」と言い、女性が離れた間に封筒をすり替えたということです。

 その後、話を聞いた娘が不審に思い、女性に封筒の中身を確認させたところ、ポイントカードが2枚入っていました。

 このほか、同様の手口で大府市の70代の女性がキャッシュカード7枚を盗まれる事件もありました。

 大府市でカード5枚を盗まれた事件と武豊町の事件では、電話をかけてきた男が、カードを受け取る男が訪れるまで電話を切らせないようにしていたほか、封筒も開けないように話していたということです。

 11日から12日にかけ、愛知県大府市、東海市、武豊町では、同様の電話が多数あり、警察が注意を呼び掛けていて、 いずれも手口が似ていることなどから、同一グループの犯行とみて調べています。

 愛知県警は
・警察官や金融庁職員等が自宅などへキャッシュカードを受け取りに行ったり、暗証番号を聞き出すことはありません
・不審な電話を受けたら、直ぐに警察署へ通報してください
・だまされた振り作戦へのご協力をお願いします

と呼びかけています。

東海テレビ

最終更新:1/13(日) 0:16
東海テレビ

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