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フルサイズミラーレス年末商戦はソニーが圧勝

1/13(日) 17:00配信

BCN

 フルサイズミラーレス一眼市場は戦国時代に突入した。その幕開けとも言うべき2018年の年末商戦は、ソニーが66.4%の販売台数シェアを獲得して圧勝した。ソニーの独壇場だったこの市場にニコンが「Z 7」をひっさげて参入したのは9月。続く10月にはキヤノンが「EOS R」、さらに11月にはニコンが低価格版の「Z 6」を発売。最大の商戦期12月には製品が出そろい、後発2社がソニーの牙城をどこまで崩せるかに注目が集まっていた。

 7月頃まで100%近いシェアを握っていたソニー。2社が参入した10月以降は7割を切る水準まで大きくシェアを落としたものの、11月、12月と7割弱の水準は維持できている。結果的にはニコン、キヤノンに大きな差をつけたまま年末商戦を終えた。ボディーやレンズのラインアップが豊富で価格が安いことが勝因だ。
 

 付属のキットレンズやカラーの違いごとに別々に集計した機種別の販売台数ランキングでは、α7 IIIが40.8%とダントツ。2位はキヤノンのEOS Rで17.5%、3位はニコンのZ 6で13.0%だった。販売金額順では、α7 IIIがトップなのは変わらないが、単価の高いZ 6とEOS Rが入れ替わっている。

 販売台数ランキングを見ても明らかな通り、ソニーの豊富なラインアップが目立つ。後発のニコン、キヤノンがソニーと互角に戦うためには、ラインアップの強化が必須だろう。この春にはパナソニックもライカLマウントで参入が決まっている。ますます戦いは激しくなりそうだが、一方で一眼レフからミラーレス一眼への乗り換えも急速に進んでいる。2019年はデジカメがホットな年になりそうだ。(BCN・道越一郎)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

最終更新:1/15(火) 10:00
BCN

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