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富樫の一撃に泣いた栃木ブレックス、自責の念に駆られる渡邉裕規「力不足でした」

1/14(月) 9:05配信

バスケット・カウント

栃木のゲームプランに沿った『我慢比べ』で敗れる

文=丸山素行 写真=鈴木栄一




栃木ブレックスと千葉ジェッツによる天皇杯決勝は、40分間で決着がつかず延長にもつれる、稀に見る激闘となった。

リードチェンジを繰り返す中、延長残り17秒にはライアン・ロシターがフリースローを2投成功させ、栃木が1点をリードした。だがラスト3秒で放った富樫勇樹の3ポイントシュートがリングに吸い込まれ、千葉が土壇場で逆転勝利を挙げた。

スコアが示すように、両チームの実力に差はなかった。それでも勝者と敗者には天と地ほどの差がある。勝敗を分けたものは何だったのか──。そう質問された渡邉裕規は少し考え、「オフェンスリバウンドを取った時に、もうちょっと決めきる力だったり、(リバウンドを)取り切る力だったりというところ。本当にあとちょっとだったと思います」と答えた。

栃木はロシターやジェフ・ギブス、竹内公輔らインサイド陣の強みを生かし、オフェンスリバウンドで23-10と圧倒した。だが栃木が1点リードして迎えた残り1分30秒すぎの場面では、3度もオフェンスリバウンドを奪いながら、それを得点に繋げられず、ポゼッションの数では上回ったものの、セカンドチャンスを生かせない場面が目立ったのも事実だ。

45分間で10ターンオーバーとミスも極力抑えられており、ロースコアゲームに持ち込んだという点を見ても、栃木のゲームプランに沿って試合が展開していた。渡邊も「ウチのプランで進んでいたと思う」と認める。こうした接戦、我慢比べの展開に滅法強いのが栃木なのだが、今回はあと一歩のところで千葉に敗れた。

何が勝敗を分けたのか、渡邉も懸命にその原因を探したが、単なる結果にしか行きあたらない。「なぜですかと言われたら、決めきれなかった、取れなかったと言うしかないです。いろんなコールをすれば良かったとか、もうちょっとコートを広く使ってとか、振り返れば何個でもあります。だから決めきれなった、取り切れなかったということです」

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