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「家売るオンナ」好発進…北川景子は“日テレの米倉涼子”か

1/14(月) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日テレドラマ復調? 9日にスタートした北川景子主演「家売るオンナの逆襲」(水曜夜10時)が12・7%と好発進(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。日本テレビと言えば、昨年のGP帯連ドラ12作の全話平均視聴率がすべて1ケタという“全滅状態”だったが、いよいよ息を吹き返してきたか。

「看板枠である水曜10時で、これ以上の“連敗”は許されない。そんな中での12%台発進は、上々の出来です。視聴率が発表された10日の局内は安堵(あんど)の空気にあふれていました」(日テレ関係者)

 低迷と言われるフジテレビ“月9”が、昨年7月クールの「絶対零度」と、10月クールの「SUITS/スーツ」で連続2ケタを確保し、いろいろ騒がれた今期の「トレース~科捜研の男~」も7日初回が12・3%。フジが必死の態勢で視聴率を回復しつつあるだけに、日テレが胸をなで下ろすのも納得だ。

「家売るオンナ」の第1シーズン(16年7月クール)は平均11・3%と目立った数字ではないものの、最終回で13・0%、翌年に放送されたスペシャル版も13・0%と手堅い人気がある。それだけに、今期の第2シーズンは放送前からネット上での期待値も高かった。

「昨年7月クールは石原さとみ、10月クールは新垣結衣と、一、二を争う人気女優を主演にして数字が取れなかった。これでコケたら、もう何をやったらいいか分からない状態でしたからね」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう言う。

「この流れで『家売るオンナ』を持ってきたのは、ある意味、正解です。前2作品の石原や新垣が演じたヒロインに対し、北川が演じる不動産営業レディー“サンチー”はブレない強い女で、テレ朝ドラマで米倉涼子が演じるような路線。さらにコメディー色の強い1話完結で、毎回スカッと大逆転で家を売ってしまう爽快感が売りです。話の筋も単純明快で、リアルタイムでテレビに向かう層にウケる要素ですね」

 放送後のネット上の書き込みを見ても、おおむね支持派が多い。脚本の大石静氏は直近のTBS「大恋愛」の評価も高く、リアルタイム視聴派でない=数字に直結しない層にも受け入れられているようだ。

「前シーズン超えも十分あるでしょう」と、亀井徳明氏が続ける。

「刑事、法曹界、医療の現場というのが1話完結ドラマの王道。それ以外では“癒やし”“感動”“爽快感”が昨今のヒットする要素です。そんな雰囲気も取り込みつつ、“不動産業”という変化球がどこまで通用するかは、大石脚本と北川の演技にかかっています」

 15%を超えてくるようであれば、日テレにとって北川は、「テレ朝の米倉」のようになる?

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