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決断は2日前…長崎の“スーパーJK”広中が高校最後の都大路で得たもの

1/14(月) 8:02配信

西日本スポーツ

 ◆全国都道府県対抗女子駅伝(13日=京都・西京極陸上競技場発着/9区間42・195キロ)

【写真】初出場の晴れ舞台で1区を走る長崎商の広中璃梨佳

 1区を走った長崎のスーパーJK(女子高生)こと広中璃梨佳(長崎商高3年)が19分24秒で4年連続の区間賞(2016年は3区、17、18年は4区)を獲得した。

 4年連続区間賞は1988~91年の石橋美穂(京都、すべて7区)、06~09年の小林祐梨子(兵庫、すべて2区)に次ぎ史上3人目。ベストの状態ではなく当初は1区での出場に難色を示したものの、長崎の“元祖”スーパーJKの言葉が“2代目”を突き動かした。

 広中は自身初出場した昨年12月23日の全国高校駅伝1区で区間賞をマーク。「中20日」という短期間で二つの全国大会を走るのは初めてで、疲れが残っていた。今年初め、藤永佳子監督(諫早高教)が1区を言い渡した際は「首を斜めに振った」(藤永監督)と渋り、後半区間の起用を求めたという。

 それでも藤永監督は広中の1区起用にこだわった。頼りにしていた実業団勢にコンディション不良による欠場が相次いだのが大きな理由だが、それだけではない。監督自身、諫早高3年だった00年に1区で出場し、前年末の全国高校駅伝に続いて区間賞を獲得。卒業後に資生堂へ入社し、09年の世界選手権(ベルリン)マラソンに出場するなど活躍した体験から、広中に責任感を求めたという。

 「広中本人が陸上をやめたり、大学に進学したりするのなら、違う区間にした。でも彼女は実業団に進むので、会社を背負って走る責任が出てくる。心を強くしないと社会では戦えない。世界で活躍したいのであれば、ここをステップにしてほしかった」

 迷った広中も11日に決断すると、監督が「目の色が変わった」と驚くほど一変。残り1キロを切ってから17年世界選手権5000メートル代表の高知・鍋島莉奈(日本郵政グループ)が飛び出したが、「自分の走りをしたら結果は後からついてくる。自分を信じた」と食らいつき、最後に振り切った。「(1区起用に)不安の方が大きかったけど、チームに貢献したかった。藤永先生から『冷静に』と言っていただいたので、冷静に対応できた」と感謝した。

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最終更新:1/14(月) 8:02
西日本スポーツ

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