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(朝鮮日報日本語版) レーダー照射:韓日協議は平行線…「共同報道文は見送りも」

1/14(月) 21:23配信

朝鮮日報日本語版

 日本の海上哨戒機が韓国の駆逐艦の上空で威嚇的な低空飛行を行った問題および韓国側が日本の哨戒機にレーダーを照射したとされる問題をめぐり、韓国軍当局と日本の防衛当局は14日、シンガポールで実務協議を行ったが、互いの主張は平行線をたどっていることが分かった。

 韓国国防部(省に相当)の関係者は同日午後、記者団に対し「双方とも共同報道文を作成するために午前に続き午後も協議を行ったが、互いの意見がぶつかり合い、平行線をたどっている」と話した。

韓日当局は午後の協議で合意に至れば共同報道文を発表する予定だが、溝が埋まらない場合は共同報道文の発表は行わないと同関係者は伝えた。

 韓日実務協議は同日午前10時30分(現地時間)からシンガポールの韓国大使館で行われた。午後2時からの協議は日本大使館で行われている。

 韓国側は、日本の哨戒機による威嚇的な低空飛行について問題を提起したという。一方、NHKの報道などによると、日本側はレーダー照射問題について、電波の周波数記録などを開示して事実関係確認に集中するという。

 しかし、協議が平行線のまま長引いたため、日本側が「決定的な証拠」として活用できる周波数情報を開示せず、こう着状態が続いているのではないかとの見方が出ている。

 協議が同日中に終わらなければ、明日も引き続き協議が行われる可能性もある。これについて国防部の関係者は「韓国側は明日帰国するつもりでいる」と話した。

 この日の協議には、韓国側から合同参謀本部の夫石鍾(プ・ソクチョン)軍事支援本部長、国防部の李元翼(イ・ウォンイク)国際政策官が、日本側からは防衛省の石川武・防衛政策局次長、防衛省統合幕僚監部の引田淳・運用部長が出席した。

 一方、今回の協議がシンガポールで行われたことをめぐっては、韓日どちらかで行われれば論議を呼ぶ可能性があるため、第三国での開催で合意したと伝えられている。韓国側はソウルでの開催を、日本側は東京開催を主張したものの、互いに譲らなかったため最終的にシンガポールを選んだという。

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