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豊ノ島が初白星 未対戦の稀勢を激励「乗り切って」

1/14(月) 16:51配信

日刊スポーツ

<大相撲初場所>◇2日目◇14日◇東京・両国国技館

再十両2場所目の西十両5枚目の豊ノ島(35=時津風)が、同4枚目の徳勝龍(32=木瀬)と対戦。寄り切りで破り、今場所初白星を挙げた。

【別カット】徳勝龍を寄り切りで下す豊ノ島

初日に続き、この日も立って当たった後、すぐに得意の二本が入った。右は深く、左はおっつけるようにかいなを返しながら寄りたてた。ここまでは初日の白鷹山戦と同じ。違ったのはここから休まず前に出続けたことだ。初日は「このタイミングで決めよう」と肩すかしを引いた。これが相手を呼び込み、墓穴を掘る形となり敗れた。「昨日のことを踏まえて今日は押し切ろう、逆転負けになってもいいから前に出ようと。考えずに前に出ました」と迷うことなく前進。腰の重い184キロを寄り切った。

得意のもろ差しを、生かすも殺すも、その後の攻めと悟っての新年初白星。勝ち名乗りを受け土俵を降りると、自分より5歳年上で40歳の安美錦(伊勢ケ浜)に力水をつけた。「まだ対戦するまでいってないけど、安美関に力水をつけるのは感慨深いものがある」と関取に戻ったことを、あらためて実感できた。

場所前には、仲のいい幕内の琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)と二人で田子ノ浦部屋へ出稽古に足を運び、苦悩する横綱稀勢の里(32)と報道陣非公開の稽古で肌を合わせた。場所に入ったため他人の動向を気にすることはできないが、前日の御嶽海戦の敗戦も「御嶽海の巻き返しのタイミングや、おっつけが厳しかったから、そっちをほめるべき」とテレビ観戦で感想を口にした。「(他人のことを)心配している場合じゃないけど気にはなります。横綱自身が乗り越えないといけないことだけど、陰ながら(劣勢を)乗り切ってほしい」。以前に「横綱になった稀勢の里関とは対戦がない。早く上がって対戦したい」と夢見ていた。次なる目標は再入幕。その先に、念願の対戦が実現することを願っている。

最終更新:1/15(火) 19:42
日刊スポーツ

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