一方、弁護団は裁判所の判断を「ネット上の匿名ヘイトスピーチが刑事で処罰されたことは珍しく、知る限り侮辱罪では初めて」と評価。以下のようにコメントしている。
「単にコリアンルーツをもつというだけで人間であることすら否定され、侮辱されて人格を非常に傷つけられ、また、一度ネットで書かれると、それが拡散され、完全に消去することはむずかしいことなど被害の大きさを考慮すれば当然のことである」
ただ、今回適用された侮辱罪で、被疑者の男性に出されたのは科料9千円の略式命令。「非常に軽すぎる」(師岡康子弁護士)という。
しかし、2016年に施行された「ヘイトスピーチ対策法」は理念法にすぎず、罰則がないため、今回のような手段を取るしかない。
弁護団は、発信者の特定に至るまでの手続きの煩雑さや、ネット上からの完全な削除が難しいこと、さらに侮辱罪が「ヘイトクライム」を想定していないことに言及。
「被害者に丸投げ」である現状や、相手が不特定多数であると手段がないことに触れ、ヘイトスピーチに関する早急な法整備、捜査体制整備が必要であるとしている。
男性に出された略式命令を罰金としていましたが、正しくは科料でした。訂正いたします。
最終更新:2019/1/16(水) 23:31
BuzzFeed Japan






























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