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日本初の中華まん工場見学施設が誕生、中村屋「中華まんミュージアム」

1/16(水) 17:52配信

食品産業新聞社ニュースWEB

中村屋は1月14日、「中華まんミュージアム」の先行見学会を実施した。同施設は25日オープン予定。昨年8月に稼働した武蔵工場(埼玉県入間市)に隣接し、工場の実際の製造ラインや同社の歴史などを知ることができる。すでに3カ月先まで予約が埋まっており、注目度の高さがうかがえる。見学会当日は、地元の入間市狭山小学校に通う児童ら約20人が参加した。

見学施設は地元からの要望や、直接顧客と触れ合う機会を作るために設置した。見学施設のコンセプトは「リビングで過ごす心地よさ、家族での美味しい思い出」。幼稚園や小学生の子どもを持つファミリーをターゲットとしている。入場料は無料で、電話やインターネットで予約を受け付ける。同社の鈴木達也社長は「中村屋を知ってもらい、魅力を伝えたい」と話す。メインキャラクターには、絵本作家のやなせたかし氏がデザインした、同社の中華まんキャラクター「ニック」と「アン」がさまざまな場所に描かれている。年間利用者は、一般から6,000人、地域や取引先らは3,000人を見込む。

見学は主に4つのゾーンを回る。まず、見学者は第1のゾーン「シアター」で、同社の歴史などを映像で紹介。1927年に創業者の相馬夫妻が中国に旅行した際に見た包子(パオズ)を日本人向けに改良して売り出してから、日本の中華まんの歴史が始まったという。以後、ピザまんやカレーまんなどバラエティある商品を投入してきた歴史などを説明する。

ミュージアムから連絡通路を通ると第2のゾーン「工場見学」がある。見学通路から生地を作る様子や、発酵させて蒸す工程、包装や商品の検査、箱詰めなどの作業を見学する。1日当たりに作られる中華まんは約40万個。パートなどを含めた従業員数は90人ほどで、「他の工場よりも少ない」(佐良土理文常務)という。実際、工場内に人の姿は少なく、箱詰めなどの多くの作業はロボットアームなどが行っていた。その模様に子どもたちは驚きの声を上げる。途中の通路には肉まんができるまでの様子も描かれていた。

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