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天満屋、広島の八丁堀ビルの活用策検討 建て替え含め20年の早期に方針

1/16(水) 21:25配信

山陽新聞デジタル

 天満屋(岡山市北区表町)は、耐震化が課題となっている広島市中区胡町の天満屋八丁堀ビルについて、建て替えを含め活用策を検討していることが、16日までに分かった。テナントとの賃貸借契約の満了時期(2020年8月)を踏まえ、同年の早い段階で方向性を固める方針。

 天満屋八丁堀ビルは地上11階、地下1階。旧八丁堀店として1954年に開業し、地下1階から6階を百貨店として営業していたが、2012年3月に閉店。複合商業ビルに転換し、現在は家電量販のヤマダ電機や衣料品店のユニクロ、書店の丸善などが入居している。

 ビルは増改築を重ね、1973年に現在の形となった。81年以前の旧耐震基準で建てられており、「震度6強以上の地震で倒壊または崩壊する危険性が高い」として広島市が公表していた。

 同社は、ビルについて、建物を解体し新たに商業ビルやオフィスビルを建設▽現状のまま売却▽さら地にして売却▽耐震補強工事を実施―などを選択肢に検討。商業施設を区分所有する同市内の2者とも協議を重ねているという。同社は「テナント入居者の営業に配慮し、来年2月ごろまでには決めたい」としている。

 同ビルの周辺ではオフィスビルやホテルの建設が相次いでいる。昨年10月には一帯の紙屋町・八丁堀地区が、土地利用の規制緩和や税制支援などが受けられる国の都市再生緊急整備地域に指定された。

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