ここから本文です

“第二湾岸”検討会設置へ 国交相、森田知事に回答 渋滞緩和の調整加速

1/18(金) 10:28配信

千葉日報オンライン

 千葉県内の東京湾岸部の交通渋滞緩和に向け、森田健作知事は17日、国土交通省に石井啓一大臣を訪ね、「第二東京湾岸道路」など新たな道路ネットワーク整備の早期具体化を要望した。湾岸部での道路新設を森田知事が直接、国交相に要望するのは初めて。石井国交相は「検討会を設置したい」などと応じ、前向きな姿勢を示した。

 森田知事は京葉道路や東京湾アクアラインなどの渋滞の解消に向け、湾岸部での新たな道路ネットワーク整備の必要性を強調。石井国交相は「国が主体となって、第二湾岸を中心とした湾岸地区道路検討会を設置して、検討を加速したい」と答え、「県の方でも今後、地元での調整をお願いしたい」と話した。

 第二湾岸は県内と東京都を結ぶ地域高規格道路の構想。富津市と神奈川県横須賀市を結ぶ「東京湾岸道路」(国道357号や東関東自動車道など)より内側(東京湾側)を走る。構想が持ち上がった1994年以降、具体的な進展はなかった。

 県などによると、京葉道路や国道357号、14号、16号、これらの国道と交差する道路で渋滞や速度低下が深刻。渋滞による損失時間が県平均の5倍以上となる区間もあるという。アクアライン周辺でも、通行料の引き下げにより渋滞が頻発している。

 昨年6月の外環道県内区間開通に伴う企業進出などで、今後も湾岸部での交通量は増加が見込まれる。交通需要を高速、円滑に処理できる自動車専用道路など高規格道路を新たに整備することが必要として、これまでも県や自民党の議員団などが国へ要望してきた。

あなたにおすすめの記事