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【特集】大阪湾に眠る“謎の活断層” 沿岸部に深刻な津波被害の可能性も

1/18(金) 14:14配信

MBSニュース

大阪湾でも「海底地滑り」による津波の可能性

本当にインドネシアで起きた「海底地滑り」が大阪湾でも起こりうるのだろうか。大阪湾の地質に詳しい、大阪市立大学の三田村宗樹教授もその可能性を否定しない。

「海底に断層があって、それが動いて津波が起こったことは知られている。日本の中でも海底に断層もあり、場合によって地滑りを起こし津波の原因になることはありえる」(大阪市立大学・都市地質学 三田村宗樹教授)

大阪湾の海底地形図を見ると、明石海峡と紀淡海峡の周辺が特に深い谷になっているのがわかる。そして、平坦になっている沿岸部周辺には川から流れ込んだ泥や土砂が厚くたまっている。つまり、地震によってこの土砂が海峡の谷間に崩れることで地すべりが起こるのだ。

「海峡部の一番深い(中心部は)100メートルくらい。谷状の地形があるので、スラウェシでも海底地滑りがあったが(大阪湾でも)そういうこともありえるかもしれない」(三田村宗樹教授)

大阪湾ではいま、2025年の万博開催に向けて各地で整備が進められている。沿岸部に住む人たちは次の地震に備え、いま一度、足元を見つめ直す時期にきているのかもしれない。

MBSニュース

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最終更新:1/18(金) 14:14
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