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恵方巻き消費右肩上がり 市場規模は18年615億円 コンビニ、スーパーの激戦商材に

1/21(月) 11:58配信

みなと新聞

 コンビニ各社やスーパーなどの量販店、百貨店が2月の主力として競い合う商材に成長した恵方巻き。総務省家計調査によると、2月3日・節分の日の寿司(弁当)への1世帯当たり支出金額は右肩上がりだ。ミツカングループによる調査を基に、恵方巻き商戦の動向を探る。

 2月3日の節分にはその年の歳神様がいる恵方を向き、無言で巻き寿司を1本食べて縁起を担ぐという風習がある。2019年の恵方は東北東。関西発祥の文化といわれるが、今や全国区の一大商戦だ。

 日本記念日協会によると、ロールケーキや大豆、ちらし寿司、イワシなどを含む節分の市場規模は18年で推計615億円で、年々拡大している。総務省の家計調査によると、18年2月3日の1世帯当たりの寿司(弁当)支出額は545円(巻き寿司の他、にぎり寿司、いなり寿司、ちらし寿司、折り詰め寿司含む)。統計が残る2000年の181円と比べると約3倍になった。

6割が「恵方巻き食べた」

 ミツカングループは昨年2月4、5日、インターネット上で全国の20~69歳の男女3270人に対し、節分の巻き寿司について調査した。結果によると、節分に恵方巻きを食べる習慣の認知率は15年以降横ばいだが、84・2%と高い。

 昨年の節分に恵方巻きを食べた人の割合は61・1%で、こちらも横ばいだった。エリア別では、恵方巻き発祥の地とされる近畿で最も高く75%、最も低いのは首都圏で52・6%だった。その他地域は5~6割。

 実際に食べた巻き寿司の種類では、海鮮巻とサラダ巻が17年に比べて増えた。ここ3年はオーソドックスな和風海苔巻の人気が最も高かったが、海鮮巻が4・4ポイント増の57%で和風海苔巻(53%)を抜いた。サラダ巻は2・4ポイント増の31・2%。

 恵方巻きに入っていたらうれしい具材でも海鮮系は人気で、全世代、性別含めて1位は卵焼き、2位はサーモン、3位がマグロ(クロマグロ以外)、4位がエビ、5位がクロマグロと上位を占めた。特に20、30代が海鮮を好み、サーモンは半数以上が支持した。ただ50、60代はかんぴょうやシイタケの人気がマグロやサーモンより高く、オーソドックスな巻き寿司を好む傾向があった。

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最終更新:1/21(月) 12:10
みなと新聞

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