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恵方巻き消費右肩上がり 市場規模は18年615億円 コンビニ、スーパーの激戦商材に

1/21(月) 11:58配信

みなと新聞

食べ方変化「一本丸ごと無言」は古い?

 18年節分は土曜日だったため、配偶者や子ども、親などの家族と食べた人の割合が増えた。特に配偶者と食べた人は6・4ポイント増の54・9%だった。今年の節分は日曜日のため、家族で恵方巻きを食べる人が増える、と同社は予測する。

 恵方巻きは「一本丸ごと食べる」「無病息災を願う」といった従来の食べ方にとらわれず、ごちそうとして巻き寿司を楽しむ日に変化し、ハーフサイズの充実や高価格化が起きている。今年の節分は日曜日。小売各社は定番品や人気の海鮮系強化に加え、家族や友人の集まりに持ち寄り楽しめる恵方巻きを打ち出す。

 イトーヨーカ堂は魚VS肉、カニVSエビの「食べ比べ企画」を打ち出す。セブン-イレブン・ジャパンは子どもが食べやすく、複数人でのシェアもできるよう6つにカットした「七品目の恵方巻き(6巻)」(税込み470円)を投入した。

 恵方巻き関連商材もひと工夫する。ローソンの数量限定「ポテトチップス 恵方巻味」(同178円)は、パッケージを持って口元に近づけると、恵方巻きを食べているように見えるデザイン。気軽にSNSでの写真共有を楽しめる。セブン-イレブン・ジャパンはパーティーの食卓に幅広い食材を並べられるよう麺類、惣菜、スイーツ、揚げ物を幅広くそろえる。

廃棄削減が課題

 商戦活発化の半面、節分までの短期間に需要が集中する恵方巻きは、売れ残りによる廃棄が出やすいと問題視されている。農水省は11日、恵方巻きの廃棄を削減するよう小売の業界団体に呼びかけた。通知では予約販売の徹底や、前年実績分のみの販売を事前にチラシで消費者に知らせ、支持を集めたヤマダストアー(兵庫県太子町)の事例を紹介。小売各社の工夫を求めている。

[みなと新聞2019年1月21日付の記事を再構成]

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最終更新:1/21(月) 12:10
みなと新聞

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