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牛乳類の飲用・利用頻度が上昇傾向 栄養価値が後押し

1/21(月) 20:00配信

日本食糧新聞

Jミルクが実施した2018年「牛乳乳製品に関する食生活動向調査」によると、牛乳類の飲用・利用頻度は、近年安定的に上昇傾向にあることが分かった。特に、利用頻度「週3~4日」以上が5年前の2014年度以降の調査で過去最高を記録。飲用が増加した理由では「カルシウム・栄養・タンパク質・骨」が上位を占め、特に「タンパク質」の上昇が著しい。牛乳類の持つ栄養価値が飲用増加を後押しした形だ。

飲む理由は「タンパク質摂取」が増加

同調査は、Jミルクが(1)牛乳乳製品の価値向上を推進するための基本情報を得ること(2)普及関連事業の効果検証の基礎とすること--を目的に、2012年度から実施。一次調査はインターネットを利用した消費者パネルに対し年1回のアンケート調査で、今回は15~79歳の男女1万500人を対象に、2018年10月26~31日まで実施した。以下、一次調査から一部を紹介する。

牛乳類の過去5年間の飲用・利用頻度を見ると、安定的な上昇傾向にある。利用方法でも、昨年まで減少傾向にあった「そのまま飲む」が反転して上昇。また、「他の飲み物に混ぜる」も2014年の調査と比較して最も高くなり、飲用需要の高まりが見て取れる。

飲用頻度では、今回「毎日」と回答した割合は32.8%で、2014年比で3.5ポイントの増加。「週5~6日」は同0.2ポイント、「週3~4日」は同0.6ポイント上昇した。「週3~4日」以上は5.3ポイント増加したことになる。

昨年より牛乳飲用(利用)が増加した人の主な理由は、「カルシウム摂取」が58.1%、「栄養を意識」が43.8%、「タンパク質摂取」が28.2%、「骨の状態をよくしたい」が28.1%で上位を占めた。このうち、「タンパク質摂取」を増加理由にしている人が増え、2016年比で2.6ポイント上昇した。一方、減少理由では「価格の上昇」「経済的に難しい」が昨年より上昇した。

毎日飲用者のうち、毎日複数回飲用する人は約15%で、昨年より2ポイント増えた。飲用頻度は女性の方が多く、男女どちらも50代以上の頻度が高い。男性20~40代、女性10~20代は低かった。飲用量は1日「200ml程度」が最も多く、全体の42.3%。男性は年齢が若いほど、女性は年齢の高いほど1日の飲用量が多くなり、昨年と同傾向となった。

購入頻度は、2015年から上昇していた「週4~5回」(前回比1.2ポイント減)、「毎日」(同0.6ポイント減)が落ち着いてきたが、「月1回未満・購入なし」が減少し、「週1回」(同0.5ポイント増)、「週2~3回」(同1.2ポイント増)が上昇傾向にある。1回当たりの購入量は2016年以降上昇を続けている。

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最終更新:1/21(月) 20:00
日本食糧新聞

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