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中国当局が世界初の遺伝子操作ベビーを違法認定

1/22(火) 11:30配信

TechCrunch Japan

中国政府は、世界初の遺伝子操作ベビーの誕生に成功したと主張して科学界を震撼させたHe Jiankui(賀建奎)の研究を、「個人的名声と利益」を求めた違法行為であると宣言した。

捜査当局はHeの発表後の11月から開始した調査の予備段階を完了し、同研究者の法律違反を「厳重に」罰する方針であると発表した。米国時間1月21日に中国の公式報道機関である新華社通信が報じた。

Heは深センの南方科技大学で、遺伝子操作技術「CRISPR」を研究するチームを率いて、2016年中頃からガンなどの病気治療を試みてきた。本件をきっかけに地元および海外の投資家らが支援する同教授自身のバイオ技術スタートアップも大きく注目された。

捜査の結果Heは、倫理承認を捏造し、2017年3月から2018年11月の期間に臨床試験に協力するカップル8組を募集したことが明らかになった。実験の結果妊娠が2例、うち1例では双子が誕生し、もう1例の胎児はまだ生まれていない。5組のカップルは受精に至らず、1組は実験から離脱した。

Heのプロジェクトは世界中の科学者の間で激しく非難された。CRISPRは現在でも危険なほど非倫理的であり、重大な遺伝子損傷を起こす可能性がある。

(翻訳:Nob Takahashi)

最終更新:1/22(火) 11:30
TechCrunch Japan

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