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【浜田麻里 インタビュー】今回の武道館にはひとつのストーリーがある

1/22(火) 10:02配信

OKMusic

人から信用されるだけの人間性と成果をしっかりと残していく

──デビューからの35年はどんなものでしたか? 常に矢面に立って、女性ロックシンガー、メタルヴォーカリストとして道を切り開き続けてきたように思うのですが。

全部自分で背負わないといけない…まぁ、自分でそういうシステムにしてしまったんですけど、全てに責任を持って矢面に立ってやってきましたね。デビュー直後は違いますけど、仕事内容に納得ができなかったので、デビューから1年も経たないうちに独立することを決めて、独立してからは全てに責任を持ってやってきましたからね。

──それからずっと突っ走っていますものね。

そうなんですよ。ライヴ活動を休止している時は休んでいたように思われてますけど、ずっと忙しかったんですよね。ホッと息をつく暇もないままきちゃっているから気を付けないといけないって思ってます。精神的な部分…もちろん喉とか体力もそうなんですけど、それを維持するためにも精神的に強くなければいけないっていうのがあると思うんです。こういう業界ですからいろんなことがあるし、いろんな人がいるので大変ではありますね。自分としては人から信用されるだけの人間性と、成果をしっかりと残していく…まぁ、それができていれば大丈夫かなと思ってます。

──ライヴ活動を休止したことで、その時期にメンタルの部分を強くすることができたと思うし、あの時期は必要だったと思います。

そうですね。いろんな問題が起こった事象に対する自分の解決手段と言いますか、そういう精神学や心理学を学んでいたんで、本当に勉強の日々でしたね。

──それが作品にも反映されていたし、のちに再びライヴ活動を再開し、サウンドもヘヴィなものになっていくわけですが。

この結果も順当だと思います。いろんなファンの方がいて、ポップな時代やバラード系で入ってこられた方もかなりの数いると思うので、そういう方々も今のヘヴィ路線を納得してくれていたり…逆にヘヴィ路線だけが好きな方もいると思うんですけど、そういう方もバラード系のものを認めてくれるようになってきたと感じています。

──“認める”っていうか、それは麻里さんが納得させるクオリティーのものを提示しているからですよ。

そうですかね。であれば、いいんですけど。

──では、35周年を経た浜田麻里がこの先に目指すものは?

何なんでしょうね。先のことは考えられないんですよ。毎回言ってきたことなんですけど、ずっとロールモデルがいない中、自分で道を切り開いてやってきた35年だったので、正直言って最終形みたいなものが見えてないんですよね。日々のことをやっていくだけで精いっぱいなんです。まぁ、これまでのことについてはいろいろあったし、人と比べるとタームは長いかもしれませんけど、コンスタントに音楽活動を続けてこれたので、そういう意味での満足感はありますね。それをいかに長く続けていけるかってところでしょうね。

取材:土内 昇

OKMusic編集部

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最終更新:1/22(火) 10:02
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