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起業へ2200人情報交換 幕張メッセで県内最大級イベント「ちば起業家大交流会」

1/23(水) 11:44配信

千葉日報オンライン

 千葉県内最大級の起業家応援イベント「ちば起業家大交流会」(県主催)が22日、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれた。4回目となるイベントには約2200人が参加、起業に向けて活発に情報交換した。代表の高齢化や後継者不足などによる中小企業の“大廃業危機”に、新規開業で企業数減を補う狙いも。地域の課題解決につながるアイデアを提案するビジネスプラン・コンペティションでは「ちば起業家大賞」に食用花生産業、苗目(鴨川市)の井上隆太郎さんが輝いた。

 県によると、県内の中小企業数は、2012年の12万9722から14年は12万8900に減少。地域経済の活性化が課題となる中、県は情報発信やイベント開催で起業を側面支援している。17年度の県内の開業率は7・3%で全国3位だった。

 大交流会は香取市や八街市などで昨年開かれた地域交流会の集大成として実施。来場者同士の交流スペースのほか、行政・金融機関や起業を支援する企業の相談ブースが設置された。先輩起業家として平山建設(成田市)の平山秀樹社長らも講演した。

 来場した渡辺雄太郎さん(33)は「新しい事業を始めようと思い、刺激を求めて来場した。シェアオフィスについて、行政と民間のそれぞれから話が聞けて良かった」と話した。

 県内の課題解決につながるアイデアを募集するビジネスプラン・コンペティションの最終審査が行われ、ファイナリスト5人がプレゼンテーション。ちば起業家大賞に選ばれた井上さんは、鴨川市の温室と里山を中心に高品質で希少性の高いエディブルフラワー(食用花)を生産するプランを提案した。

 千葉日報賞には、県内にアウトドア旅行客を呼び込むシェアリングサービスで、Carstay(東京都新宿区)の宮下晃樹さんが選ばれた。

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