ここから本文です

陸上400m障害・出口晴翔20年へ輝く 「ダイヤモンドアスリート」選出

1/23(水) 12:30配信

西日本スポーツ

 昨年10月のユース五輪(アルゼンチン・ブエノスアイレス)の陸上男子400メートル障害を制した出口晴翔(東福岡高2年)が2020年東京五輪出場に照準を合わせた。急成長を続ける17歳は東京五輪など国際大会の活躍が期待される若手選手を日本陸上競技連盟が支援する「ダイヤモンドアスリート」に選ばれ、「東京、次のパリ、ロサンゼルス五輪を視野に入れるようになった」と夢舞台に意欲をみなぎらせた。

【別カット写真(2枚)】グラウンドで筋トレに励む出口

 原則15~18歳を対象にした「五輪」で出口は圧巻の強さを見せた。「周りの外国人選手が強そうに見えたが、自分のレースに集中できた」。2本の合計タイムで順位を競うレースの1本目は高校で初めての1レーンでのスタートだったが、51秒40の1着のゴール。3日後の2本目は51秒28とタイムを縮め、合計タイムで2位に6秒以上あけ、堂々の優勝を決めた。

 苅田与原RCで小学1年から陸上を始め、中学時代に憧れた1歳上の先輩を追って東福岡高に進み、400メートル障害を始めた。昨夏の全国総体では自己ベストを1秒近く更新する51秒17で優勝。決勝出場を目標としていただけに「自分でもびっくりした」と振り返った。

 最高学年となる来年度は「高校記録(49秒09)を狙う。挑戦することでプレッシャーも楽しみに変わる」と力を込めた。後半でスピードに乗る走りが特長だが、今冬は前半の走力をつけようと100メートル、200メートルの強化に励む。ハードル間の歩数15歩を13歩に変えることにも挑戦中だ。

 ダイヤモンドアスリートに選ばれたことで、今までは考えていなかった五輪にも意識が向いた。今年はまず、全国総体2連覇が目標になる。「まずは足元を見る。練習も小さいことをコツコツと繰り返すことで大きな力になると信じている」。将来、もっと大きい舞台で日の丸を掲げる目標を胸に、いくつものハードルを越えてみせる。

◆出口晴翔(でぐち・はると)

 2001年9月23日生まれ。福岡県苅田町出身。苅田小1年の時に苅田与原RCで陸上を始め、小学5年からハードルを始めた。苅田中2、3年ではジュニアオリンピックの110メートル障害2位。3年時は400メートルと100メートル障害で全日本中学選手権に出場。趣味はボウリング。ベストスコアは187。身長185センチ、体重74キロ。

西日本スポーツ

最終更新:1/23(水) 12:30
西日本スポーツ

あなたにおすすめの記事