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駅伝青学支える有名トレーナーも陥った市民ランナーの呪縛 解いたのはあの作家だった

1/28(月) 7:00配信

withnews

 東京オリンピックがいよいよ来年に迫り、NHKでは大河ドラマ「いだてん」が始まりました。日本各地で、毎週のように大小のマラソン大会が開かれていて、市民ランナーの熱は高まっています。44歳の記者もそんな市民ランナーの一人です。目標タイムをクリアするにはどんな練習を積んで、大会に臨めばいいのか? タイムに伸び悩み、やる気が落ちた時はどうすれば? ランナーたちが陥りがちな悩みを、青山学院大を駅伝強豪校に導いた有名トレーナーに聞いてみました。(デジタル編集部記者・平井隆介)

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青トレの産みの親

 フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さん(47)。2014年に青学大の原晋監督と出会い、通称「青(あお)トレ」を呼ばれるトレーニングを築き上げました。体のコア(体幹)を鍛えたり、ストレッチなどのケアで体の疲労を取ったりする、ランニング以外の強化の総称が「青トレ」です。

 市民ランナーが気をつけることは何なのでしょうか。「記録が伸びずに壁にあたると、走る距離やトレーニングの量を増やしがちですが、それは体に過度な負担がかかり、けがにつながりやすい」。フルマラソンでタイム向上を目指す一般的なランナーなら月に80~100キロ以上は走りたいところです。ただ、何事もやり過ぎは禁物。200キロを超えると、逆にけがをする確率が格段に上がるそうです。

 走ったり、体幹トレーニングを頑張ったりするだけでなく、「リカバリー(疲労回復)にも目を向けないと、逆にタイムは遅くなります」と中野さんは指摘します。「トレーニングとリカバリー、両方とも同じぐらいの気持ちで取り組まないと結果は出ないです」。青学の選手に対しても常にそこを強調しています。

 リカバリーも、1つのことをやればいいわけではありません。練習直後のアイシング、ストレッチ、栄養バランスの取れた食事、質の良い睡眠……。「それらをすべて、包括的にやる必要があります」。う~ん、なかなか厳しい。

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最終更新:1/28(月) 12:30
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