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福士加代子、転倒で途中棄権「ごめんなさい」

1/28(月) 6:14配信

スポーツ報知

◆MGCシリーズ 第38回大阪国際女子マラソン(27日・ヤンマースタジアム長居発着=42・195キロ)

 リオ五輪以来、2年半ぶりのマラソンとなった福士加代子(36)=ワコール=は35キロ付近で途中棄権した。12・6キロすぎに転倒して顔や両膝から流血。それでも東京五輪代表選考会のMGC出場権を目指し、状態次第での名古屋ウィメンズ(3月10日)参戦も示唆した。小原怜(28)=天満屋=が日本人トップの2位に入り、4位の中野円花(27)=ノーリツ=が新たにMGC出場権を得た。(スタート時=晴れ、気温8・4度、湿度47%、東の風1・4メートル)

 転倒、流血、止まって歩いて止まって、そして途中棄権。サングラスをしたまま、レースから降りた。他選手との接触による転倒後、右目付近と両膝から血を流しながら、チームスタッフの「もうやめていい」という声に反して20キロ以上レースを続けた福士。最後は永山忠幸監督(59)の指示に「分かりました。ごめんなさい」と諦めた。

 永山監督は「『ゆっくりならゴールできる』と意思表示したようだが、彼女の目標はあくまでMGCだったので」。10度目のマラソンで初の途中棄権となった。

 それでも36歳のベテランは不屈だ。MGC(9月15日)出場へは、名古屋ウィメンズかワイルドカード基準クリアが必要だが、救護室に運び込まれた福士は日本陸上界初の5度目の五輪出場に向け「MGC出場権を取りにいきたい」と話したという。永山監督も「精密検査の結果次第だが、名古屋まで40日ある。今日のレースを練習の一環と思えば、間に合う可能性はある」と見通しを示した。前向きな棄権だったことを、次戦で証明したい。(太田 涼)

最終更新:1/29(火) 7:18
スポーツ報知

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