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スペインにいたマジンガーZ!長年愛される巨大10m像 他国から見に来る人も

1/28(月) 17:21配信

デイリースポーツ

 パエリアやフラメンコ、サッカーなどで名高いスペインでも、マジンガーZが無敵の力で“正義の戦い”を展開していた!?あまりに唐突で「なぜ?」という疑問がわく組み合わせだが、日本から1万キロ離れた国に物語の主人公が存在しており、長い間多くのファンを惹きつけ続けている。

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 巨大な像があるのは、バルセロナの西100キロにある人口1000人余りの村、カブラ・デル・カンプの公園。高さ約10メートルで鉄筋の骨組み、グラスファイバーの装甲に身を包んでいる。管理を担当する同役場によると建設に関する記録が残っていないため正確な日付は定かではないものの、スペインでのアニメ放送と同時期の1980年代に作られた。当時、付近の開発を進めていた業者が新区画の魅力アップを図るために設置したものだったという。

 当時は足元から頭部まで登って周囲を見渡せることができたものの、現在は安全性の問題から内部に入ることはできない。それでも現在40代の男性を中心に家族連れなどで賑わうほか、毎年8、9月にはマジンガーZのファン集会が開催されている。その様子は「1日を通し入場管理などしない形で行われていて、何より訪れる人が多すぎて数が把握できない」(村役場)のだという。

 カブラ・デル・カンプの村長、サルバドール・ペレス氏はデイリースポーツの取材に対し「この村はマジンガーZがいるところだと広く認知されていて、スペインだけではなく他国からも見に来る人たちがいる。我々にとってマジンガーはとても大事なもの。近く選挙があって私は再選を目指しているが、この一帯の整備と像の保存を公約の一つに掲げている」と説明した。

 マジンガーZは日本で1972年にテレビ放送を開始。スペインでも78年からお茶の間に登場して大ブレークした。そのほか、フランスでも人気を集め、最近でもエクアドルで行われた張りぼてのコンテストで14・5メートルのマジンガー像が優勝した、とのニュースもある。多くの代表作を世に出し漫画家生活50年以上の作者、永井豪氏もこれほどのインパクトを広く世界に与える事になるとは想像していなかったに違いない。(スペイン・島田徹通信員)

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